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460. ページ10

【樹side】


樹「いやぁ本当にすみませんね…俺の興味のために付き合ってもらうなんて









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___太閤名人」



言いながらお茶を口に含むと、同じくお茶を飲んでいた太閤名人もとい秀吉さんは、対局中には絶対に見せないであろうニコニコ笑顔で返事をする



秀吉「いやいや全然!でも、樹君が将棋に興味があるなんて意外だったけど」



樹「新しいことを始めてみるのもありかなぁみたいな?頭使うのは苦手じゃないし、実際に楽しいからさ。こんな感じで空手も始めたしね」



まあ実際のところ将棋を始めたわけではなくただやってみただけ、という感じなのだが



秀吉「流石樹君だね…将棋、やったことなかったんでしょ?」



樹「推理小説とかに出てくることも多いし、ルールとかは知ってたけどね…実際にやるのは初めてだったよ。初めて将棋やるのに相手を太閤名人に頼むなんて、贅沢すぎる話だけどさ」



秀吉「(いやぁ…普通にその辺の人より断然上手いんだけど…最終戦、普通にヒヤッとしたし…)
あ、そうだ…樹君明日は暇?」



ご存知の通り1週間休めと言われたので、明日も明後日もしっかり暇だ



何の偶然か他の仕事もないし…こんなに何日も休みがあるのは久々である



樹「暇だよ。何かあるの?」



秀吉「実は明日、僕が教えている子達と将棋の勉強会をするんだけど…よかったらどうかなと思って。皆そこそこ強いし若い人達だから、樹君も馴染みやすいかなと思ってさ」



ほー、なんだか楽しそうだ



俺は行くことを伝え、その日はそのまま帰宅した


______


そして翌日



樹「それで、今日はそのままその勉強会とやらに向かうの?」



秀吉「いや、その前に買い物に行くんだ。対局中とか前に食べるようにね。少し歩いた所にあるスタードーナツに行きたいんだけどいいかな?」



そういうことなら俺も何か買ってきておけばよかったな…



太閤名人と一緒に歩き始めて数分



…誰かつけてきてるな



秀吉「あ、ここだよ!ここのチョコドーナツが美味しいらしくて…」



そう言いながら店に入る太閤名人を見ながら、俺は少し後ろを見た



樹「秀吉さん、やっぱ俺外で待ってるね?」



秀吉「え?うん、わかった。じゃあ行ってくるね!」



さてと…



樹「何してんの?コナンと…誰…?」



跡をつけていたのはコナンと女の人…あれ、この人どっかで見たことあるぞ

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(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます!頑張ります!٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年11月26日 16時

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