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【No side】
ｼﾞﾝ「コーヒー豆に足を取られただと？」
ｳｫｯｶ「はい…まさかこんな罠を仕掛けているとは…」
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「俺が回り込んだ時には既に逃げた後だったが…ウォッカ達も出て来ねぇと思ってたらコーヒー豆に足止めされてたとはな。
それで、そのコーヒー豆が入っていた麻袋はどこだ？」
ｳｫｯｶ「え？」
ｼﾞﾝ「麻袋が無くなっているのなら…奴は土に潜る気だ…」
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「土遁の術…だな」
土遁の術とは忍術の一つであり、土を利用して逃げたり隠れたりする術である
今回の場合、コーヒー豆が入っていた麻袋の底と口をテープなどで繋いで筒状にし、森の中などで麻袋の上に土や葉を載せれば、中に入って身を隠せる土遁の術が完成するというわけだ
見つかりにくいだけでなく体温も維持できるため、今の状況からすればこれしか考えられない…ギムレットは瞬時にそう推理した
ｼﾞﾝ「いいか！夜が明けるまでにしらみつぶしに((ﾗﾑ〔待ちなさい…もっといい方法がありますよ〕
そこでジンの言葉を遮り策を講じたのはラムによる音声であった
______
ｺﾞｫｫｫｯ…))
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「乾燥してる時期とはいえよく燃えるわね…」
ラムの案…それは、海猿島に火を放つことだった
ｷｰﾙ「でも早くしないと消防局の消防艇が…
あ、ギムレット…どこに行っていたの？」
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「ちょっと確認したいことがあってな」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「キール、ギムレットが言葉を濁す時は深掘りしない方が身のためよ」
組織が火を放つ前、ギムレットは確認することがあると言って1人どこかに消えたのだ
ベルモットの言葉を聞いたキールはそれ以上聞くことをやめた
その時だった
ｶﾞｻｯ…))
ｷｬﾝﾃｨ「いた！桟橋に逃げるよォ！！」
燃えることを危惧し、キャメルが姿を現したのだ
桟橋に向かって走るキャメルに銃が向けられると、キャメルは鉄柵を閉めてその裏に身を隠す
ｼﾞﾝ「フン…それでバリケードを張ったつもりか。大人しく出てきたら、苦しまずに死なせてやる」
キャンティ、コルン、キール…3人がキャメルに銃を向けた
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湊(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます！頑張ります！٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (
レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2023年11月26日 16時
