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【No side】
ｳｫｯｶ「な…！？」
ｷｬﾝﾃｨ「ギ、ギムレット…！」
突然聞こえた銃声は、誰一人気付かない内にカフェの入り口に立っていたギムレットによるものだった
彼は真横に伸ばした銃を持つ右腕を下ろすと、キャンティとウォッカを見た
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「ラムの情報をこんなとこで話してんじゃねぇ…聞かれたらどうすんだ」
ｷｬﾝﾃｨ「わ、悪かったよ…でもこんなわかりやすいとこに隠れるわけないじゃないか…！」
先程まで笑って銃を向けていた人間とは思えない程、キャンティは怯えを露わにしていた
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「それはどうだか知らねぇが、なら尚更さっさと探して他を当たれ」
ｷｬﾝﾃｨ「あ、ああ…」
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「(あの扉の隣…か)」
ギムレットが壁に弾丸を撃ち込んだのは、ウォッカとキャンティの会話を止めたかったからではない
誰でも、突然銃声が聞こえれば一瞬動きを止める…その
赤井〔キャメル、どうした？〕
ｷｬﾒﾙ「今カフェにもう1人入ってきて…」
赤井〔もう1人？〕
ｷｬﾒﾙ「はい…ギムレットという男です」
赤司〔！！
(ギムレットも島にいるのか…！)〕
コナン〔(ギムレット…？)
キャメル捜査官！それ、どんな人なの！？〕
初めて聞くコードネームにコナンは食い付くが、赤井の反応は真逆である
赤井〔…とりあえずギムレットのことはいい。キャメル、すぐにそこを移動するんだ〕
ｷｬﾒﾙ「りょ、了解…！」
キャメルがそう返事をし、扉に向かおうとしたその時だった
ﾊﾟｷｯ…))
「「！？」」
床にばら撒いてしまったコーヒー豆を踏んづけてしまい、キャメルの足元からコーヒー豆が潰れた音が静かな空間に響いた
その音に気付いたウォッカとキャンティは、キャメルを懐中電灯で照らして銃を向ける
ｳｫｯｶ「野郎！！」
ﾀﾞﾝｯ！ﾀﾞﾝｯ！))
ｷｬﾝﾃｨ「ﾁｯ！裏口から逃げやがった！」
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「先に回り込むぞ」
ｳｫｯｶ「り、了解！ｽﾞｯ！))」
ギムレットがカフェを出た瞬間、中に残ったウォッカはコーヒー豆に足を取られ、滑って床に倒れ込んだ
ｷｬﾝﾃｨ「何だい？床に大量に散らばってるその黒い粒…」
ｳｫｯｶ「コ…コーヒー豆？」
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湊(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます！頑張ります！٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (
レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2023年11月26日 16時
