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【No side】
一方その頃、キャメルは赤井と連絡を取りながらも島にあるカフェに身を潜めていた
赤井に指示された物を手に入れるためである
ｶﾗﾝ…))
突然カフェの扉が開き、2人の人間の声がキャメルの耳に届いた
ｷｬﾝﾃｨ「こんなわかりやすい所にいるわけないっつーの！」
ｳｫｯｶ「念の為だよ…」
懐中電灯と銃を持ってカフェに入ってきたのは、キャンティとウォッカだった
ｷｬﾒﾙ「や、奴らがカフェに…」
赤井〔退路は確保できているか？〕
ｷｬﾒﾙ「はい」
赤井〔だったらすぐにその場を離れろ！スカウトスーツは建物内だと逆に目立つ！〕
自然に同化させて島に身を潜めるために、キャメルはキャンプ場で見つけたオリーブオイルを服に染み込ませて土を擦り付け、スカウトスーツを作ったのだ
ネイティブ・アメリカンが実際に狩りの時にやっていた方法だが、キャメルにこの指示をしたのは赤井である
ｳｫｯｶ「しかしラムの旦那にも驚くぜ…いきなり会話に入ってきて俺達に指示出して、それがズバズバ的中してんだからなぁ…」
ｷｬﾝﾃｨ「旦那って…あんたラムの顔見たことあんのかい？」
隙を見て外に逃げようとしていたキャメルだが、この2人の会話に思わず動きを止めた
ｳｫｯｶ「イメージだよ…大男だとか女のような男とか老人とか義眼とか噂されてるが、ジンの兄貴が言うには、確かなのは義眼だけで後はほぼ護身のためにラム本人が流したブラフらしいよ…」
ｷｬﾝﾃｨ「じゃあジンはラムに会ったことあるんだねぇ…」
ｳｫｯｶ「ああ…どこで何をやってるのかも知ってるって。あと、ギムレットも実際に会ったことあるらしいぜ」
ｷｬﾒﾙ「！
(ギムレット…？)」
赤井〔キャメル、移動したか？〕
ｷｬﾒﾙ「いや、今、ちょっと…」
キャメルが潜んでいるとも知らず、ウォッカとキャンティは会話を続ける
ｷｬﾝﾃｨ「ヘ〜？ラムはどこで何やってんのさ？」
ｳｫｯｶ「ソイツは聞かされてねぇが…ジンの兄貴が言ってたぜ？顔を変えて、ふざけた名前を名乗ってるって…」
______ﾊﾞｧﾝｯ！))
突然銃声が響き渡った
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湊(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます！頑張ります！٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (
レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2023年11月26日 16時
