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【No side】
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「結論から言うと、この暗号の1、2行目は待ち合わせの場所、3行目が日付と時間が、アルファベットと数字で表されてる。字体が電卓やデジタル時計のようなセグメントフォントだから、反転させた方の文字の真ん中の横棒を含めた下半分を切り取る」
手元にハサミなどないので、ギムレットは折り目を付けて紙を手で切る
とても手で切ったとは思えない綺麗さにキールが内心感心していると、暗号の3行全てを切り終えたギムレットは、切った下半分の紙を反転していない元の暗号の上に載せる
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「こうすれば数字やアルファベットが読めるように出来上がるって寸法だ」
ｷｰﾙ「！すごい…」
ギムレットが見せた紙には、『
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「ま、一番最初の暗号をこの要領で解いてからは、ベルモットがパソコン使って解読作業してるんだけどな。頭ん中で反転すんのも楽じゃねーし」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「それを初見で頭の中でできるのがおかしいって話よ、ギムレット」
ギムレットとキールが扉の方を見ると、部屋に入って来たのはベルモットだった
ｷﾞﾑﾚｯﾄ「ベルモット…」
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「今新たなFBIの暗号を傍受したから、解読作業を行うところよ」
そう言ってパソコンの前の椅子に腰掛けたベルモットは、早速解読に必要なツールを開く
2分足らずで解読作業を終えたベルモットは、幹部に繋がるインカムの電源を入れ、暗号を傍受したことを伝える
ｷｬﾝﾃｨ〔何！？またFBIの暗号メールを傍受した！？〕
ｺﾙﾝ〔FBI…さっき殺した…〕
ｷｬﾝﾃｨ〔ガセじゃないだろうねベルモット！〕
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「ええ…どうやら彼ら、お仲間が殺されたことに気づいてないみたい。場所は果出風町1の4の駐車場で1時間後…あなたの
ｷｬﾝﾃｨ〔10分でお釣りが来るっつーの！〕
その会話をインカムを通して聞きながら、ギムレットはパソコンの画面に表示された暗号を見つめていた
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湊(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます！頑張ります！٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (
レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊 | 作成日時：2023年11月26日 16時
