451. 紺青の拳 ページ1
※キャラ設定は紺青の拳が全て終わった後のページに掲載します!
【No side】
「______がっ!?」
ドサリと音を立て、拳銃が手から滑り落ちたと同時に男が地面に倒れた
原野「ったく…何人いやがんだよ」
原野は、向かってくる海賊を気絶させながら樹の元を目指す
いくら武装した海賊と言っても、原野も公安警察…それなり以上には体術もできるので、残すは階段を上がるのみとなった
だが階段を上がり終え、息を潜めながら樹達を見ようとすると、突然目の前が煙幕により見えなくなった
ゴホゴホと咳き込む声が聞こえるが、その中に若い声はいない…おそらく煙玉を出したのは怪盗キッドであり、樹も無事なんだろう
口を覆いながら咳き込む海賊の頸を叩き、気絶させていく
「うわぁっ!?」
「ぐっ!?」
「がごっ!?」
だが背後で、原野以上のスピードで気絶させられていく海賊達
言葉を発さずともわかる
原野「無事か」
樹「原野さん…外の様子は?」
勿論気絶させていたのは樹だ
原野「タンカーが岸に突っ込んで火の海だ。ここだっていつ何があってもおかしくねぇ。とにかく((樹「ごめん原野さん。俺行くよ」っおい!」
原野の静止を待たず、樹は階段を駆け降りて行ってしまった
大分煙が引いてきたが、奥に小五郎と蘭がいるのが見える…コナンやキッドの姿はないのでとっくにどこかへ行ったのだろうが、原野は彼らに姿が見られてはまずい
海賊が完全に気絶していることを確認し、原野も静かにその場を去った
______
南城「…ん…」
ホテルの一室にて、南城は1人布団の中にいた
まだ頭は覚醒し切っていないが、外が騒がしくて目が覚めたのだ
「あそこだ!追え!」
扉の向こうからそんな声が聞こえてくる
南城「誰かが…追われてる…?」
まだ少しボーッとしながらも、ベッドから降りた南城は部屋の扉に向かった
ヴーッヴーッ…))
______
樹
不在着信
今どこ
部屋にいるなら今向かってるからそこにいて
______
樹からの連絡に気づかないまま、南城は扉に手を伸ばした
1050人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湊(プロフ) - 狐の鈴さん» ありがとうございます!頑張ります!٩( 'ω' )و (12月8日 8時) (レス) id: 47a9add133 (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - 今回もとても面白かったです!!これからも体調に気を付けて頑張って下さい!! (12月7日 13時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:湊 | 作成日時:2023年11月26日 16時