【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1

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【コナンside】


結局折れた目暮警部は、宮原さんや俺達と共に302号室にやってきた



宮原「まだ遺体はそのままなんですか？」



高木「ええ…事件のままです」



よくもまぁサングラスした状態で探偵業できるなぁとは思うが



目暮「殺害された大津さんと関わりは？」



宮原「ありません。引っ越してきた時に挨拶とかもしてないので、すれ違って会釈するくらいです」



引っ越しても挨拶をしない…マンション…セーフティハウス…顔を隠す…



やっぱりこの人、自身が言っていたように公安警察なんじゃ…



するとポケットから手袋を取り出す宮原さん



“失礼します”と呟きながら軽く手を合わせ、遺体のナイフが刺さっているあたりのポケットをめくった



ちなみに遺体はスーツ姿だ



目暮「随分とスムーズだったが、手袋はいつも持ち歩いているのかね？」



宮原「ええ、やはり仕事上、指紋を残したくないこともありますし、不利に働くこともありますから」



“指紋を残さないため”…



こりゃおっちゃんよりよっぽどできる探偵なんじゃ…



宮原「ﾎﾞｿｯナイフの刺さり方から見て犯人は右利きで大津さんとほぼ同じ身長…ポケットは空…しかもこの出血量なら…」



手を顎に当て、ブツブツと情報を繰り返している



一目見ただけでこんなに…



宮原「……ﾌｯ…」



！



小五郎「どうしたぁ？まさか犯人が分かったとか言うんじゃ…」



宮原「わかりましたよ、全て」



目暮「何！？」



宮原「けどまだ証拠が完璧に揃っているわけではないので、部屋の捜索に行きましょう」



その言葉にまた驚くが、目暮警部達は部屋の外に出る



そして俺は宮原さんに声をかけた



コナン「自分が疑われているのに犯人を言わないの？」



宮原「いや、まだ彼らに納得してもらうには早いんだよ、彼らは凶器の隠し場所もわかってないからね」



え…この人…



コナン「もしかして凶器の隠し場所わかるの！？」



宮原「うん、もう見つけた。今回は君の出番はないから安心して、俺が解決するから大丈夫だよ









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______“工藤 新一君”？」



え！？



コナン「な、何言ってるの！？僕小学生だよ？」



宮原「嘘下手。俺は騙せないよ、何があったかも想像つくし…てゆかそろそろ俺のこと思い出してね、コナン君？」



誰なんだ…何者なんだこの人…！

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