【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1

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【樹side】


ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「きm((樹「あれ、もしかしてポアロのバイトさん？」えっ」



多分今、“君”って言いかけた



けどバーボンとして“君”なんて言ったらダメだと思ったから戸惑ったんだろう



まあ俺が被せてしまったんだけども



樹「名前、バーボンっていうんですね」



ﾊﾞｰﾎﾞﾝ「あ、えっと…」



困ってる困ってる



樹「じゃあ俺は帰りますね。じゃーね、シャロン」



ｼｬﾛﾝ「ええ、今日は楽しかったわ」



バーボンの視線が痛いが、俺は家の方面に向かって行った______









______フリをして路地裏に入る



多分右ポケットに…あ、あった



“盗聴器”



流石、仕事が早いねぇバーボン



けど、いつも確認している俺が気づかないとでも思ったのかな？



昨日までセーフティハウスに帰ってたけど、今日は“高宮”の家に帰るつもりだった



だから盗聴されると余計にマズいのだ



ヒロさんのことがバレるのは、まだ阻止しないとね



ｳﾞｰｯｳﾞｰｯ))



あれ、メール…組織用かな？



____________


バーボンで遊びすぎよ、あなたがギムレットだとはバレていないわ vermouth

今日は楽しかったわ、バーボンに遭遇させて悪かったわね S.V


____________



ギムレットだとはバレていない…か…



それはよかった



いや、盗聴器仕掛けられてるしよくはないね



盗聴器をその場で壊し、俺は“高宮”の家に帰った


______


樹「ただいま」



ヒロ「おかえり！なんか久しぶりじゃないか？」



レストランのバイトの日からセーフティハウスにいたからな…



俺はテーブルの上にさっき壊した盗聴器を置いた



ヒロ「これ…盗聴器か？一体誰に…」



樹「バーボン…安室透…“降谷零”」



ヒロ「！？なんで…！？まさか！会ったのか！？」



樹「うん。これはバーボンに仕掛けられた盗聴器。本題に入ると、“安室透”がポアロという喫茶店でバイトを始めたんだ…それと、小五郎おじさんの弟子」



ヒロ「弟子…？何のために…」



樹「まだわからないけど、俺がバーボンや安室透と関わる機会は増える筈」



ヒロ「…」

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