大きくて遠い背中【名探偵コナン】

4話 ページ5

ｶﾞｺｯ

A「どーしよー」

車椅子のタイヤが地面にある窪みに引っかかって抜け出せなくなっちゃった

人が通る気配も無いし、、、ここは車椅子から降りて押し上げた方がいいのかな

A「よいしょ」

うわー絶対、ほかから見たら凄い体制になってるんだろうな

足は麻痺してわからないからほぼ手を使って前に進まないと行けないし

A「んっ」

ｶﾞｺｯ

A「よし！抜け出せた」

のはいいけど、どうしよう、車椅子に座る手段が無くなっちゃった



「あっ！コナンくん！あそこでお兄さん倒れてる！」

コナン「んぁ？どこだってほんとだ！ありがとう歩ちゃん言ってくるよ」

歩「まって歩も行く！」

「僕らもいますよ！」

「これこそ少年探偵団の仕事だぜ」

「はぁ」


あっ子供達だ情けないけど助け求めようかな

コナン「お兄さん大丈夫？」

子供達の方から来てくれた

A「ありがとう、、それがｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮって事があって車椅子に座れなかったんだ」


子供達が力を合わせて車椅子に乗せてくれようと試みたんだけど流石に難しかった見たい

コナン「お兄さん大丈夫？少しここに寄っかかった方がいいんじゃない？息も上がってるし」

A「はぁっありがと、少しだけ、休憩するね」

確かに少し、危なかったかもしれない

コナン「おめぇらはこのお兄さんのそばにいてくれ、ここポアロ近いから安室さんの力借りてくる！」


元太「でもなんで兄ちゃん車椅子なんだ？包帯巻いてねぇぞ？」

A「それは」

光彦「確かに気になります」

A「足触ってご覧？」

元太「こうか？」

A「つねってご覧？」

光彦「流石にそれは出来ませんよ」

A「ね？分かるから」

ｷﾞｭｯ

うん、何も痛くない

A「僕、何も痛くないんだよ」

元太／光彦「え！？」

灰原「神経麻痺、だったかしら」

凄い

A「よく知ってるね、そうなんだそれに加えて少し運動するだけで咳とかもで出来ちゃうんだ(他にももっと発作の原因はあるけどわかりやすくしたらこんな感じかな)」

本当に一年前くらいの僕だったら今までの行動だけでかなりの発作起きてただろうね

まぁいま安定しているだけでいつ酷くなるか分からないけれど

コナン「安室さん！連れてきたぞ」

安室「ここですか」

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