44日 ページ7
どうせ、もう使わない耳だとガンガンとなる音の出るイヤモニを左耳につけ、僕のつけていたイヤモニをグギヒョンの耳へと運ぶ。
よし、左耳は聞こえてないから大丈夫だ。
Spring Dayの音楽は止まり、誰も声を発さない静かな会場
何かしないと
TH「二人のステージって言ってたけど、大丈夫かな…」
JM「照明もつけるなって、……」
JN「きっと、Aなら大丈夫だよ。信じよう」
RM「そうだよ。俺達の可愛い弟は、きっと上手くいくさ」
YG「二人とも、見栄はるのやめたらどうですか」
JH「手、震えてますよ！落ち着いて〜」
RM「っ落ち着ける訳ないだろ……はぁ…ドキドキしてるさ」
RM「でも、成功する。そんな気がするんだよな……」
TH「っ俺も！俺もしてる！」
JN「だって、Aとグガだもんね笑。」
JM「……よし！僕達も、いつ呼ばれてもいいように、『♫〜〜〜』
え、？」
アカペラ
僕の声だけで歌を作る。
ありきたりな歌詞を並べて、グギヒョンが起きるまでの時間を稼ぐ
JH「A、今っ……！！」
YG「あぁ、即興で歌を作ってんだろうな……」
『みちげっそ〜』
『さらんへ〜』
やばい、自分のレパートリーの少なさに驚くわコレ
その時、モゾッ、と何かが動いた気がした
JK「っなっ……」
しっ、と、人差し指をたててグギヒョンの口の前に持っていく
よし、起きた
『倒れた、と見せかけて』
『むくげの花が咲きました』
『ばーん』
ぱんっ、と手を叩く
頼む、通じてくれ
お願い、ヒョン達っ……！
JK「MUSIC START‼」
『！』
同時に照明はつき、Spring Dayが流れ始める
いつの間にかヒョン達も出て来ていて、僕も一緒に踊ってる
JK「ぬんっこち っとろじょよ」
見せつけられた、圧倒的なプロの力。
合わせられる、今までの7人の信頼関係。
やっぱりヒョン達は凄い。スタッフの皆さんも、凄い。
はぁ、はぁと肩で息をするユンギヒョンの左手を握る
YG「ありがとう……A」
『……そんな、僕のわがままを聞いてくれて、ありがとうございます』
横一列に並び、一斉にお辞儀をする
「「「ありがとうございました！！！！！」」」
いつかの日とは違う景色
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7(プロフ) - 考えさせられました。途中から涙で滲んで見えなくなりました。私の大切な人達を、これからも大事にします。 (8月9日 3時) (
レス) @page41 id: c54635b8ae (このIDを非表示/違反報告)
熊 - やばい、泣きすぎて。家で1人iPadと向かい合わせで泣いてますww (2022年10月23日 23時) (レス) @page41 id: 7bc73c8e67 (このIDを非表示/違反報告)
小豆(プロフ) - 続き気になります！ここまで泣きっぱなしでもう感動しまくりです！😢今のご時世大変だとは思いますが更新頑張って下さい応援してます！！ (2022年3月21日 12時) (レス) @page38 id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - めちゃくちゃ続き気になります！！更新楽しみにしてます! (2022年1月11日 22時) (レス) @page30 id: 4cb28d61cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅがーる。 | 作成日時：2021年12月12日 11時
