第52話 初めてのピアス ページ9
キム・シオン
当時15歳の練習生だった人物
シオンがいじめの主犯だった
シオン「調子乗んなよクズ」
『ち、調子乗ってなんか、』
「馬鹿だな〜、そうやって言い返すのが駄目なんだよㅋ」
「マジでお前腹立つ。早く失せろや」
デビュー半年前まで入って来て、デビューメンバーになったA
デビューメンバーに選ばれなかったシオンと他の練習生
特にユンギとナムジュン、テテを尊敬していたシオン達はAの事が気に入らなかった
ただただ羨ましかったのだろう
『っ、いたい……、』
殴られ、蹴られ、脳が揺れるような感覚に襲われたAは、そこで気を失った
目が覚めたとき、違和感に気づいた
「大丈夫か？」
『あ、大丈夫です…』
「君、練習のし過ぎで倒れたそうだけど。無理は駄目だよ？」
『ごめんなさい…』
練習のやり過ぎという理由で医務室に運ばれたA
Aはいじめられていた事を周りに言っていなかったし、シオン達もスタッフやプロデューサーの前では猫をかぶっていたため、誰もその理由に違和感を持たなかった
でも、Aは決してそんな理由で倒れる人では無かった
自分の限界が分かっていたので、いつもブレーキをかけていたのだ
痣にも傷にも、誰も目に留めなかった
本当は気づいてたのに。
��日本人��だから皆放っておいたのだ
「何か違和感はある？」
『あぁ、……違和感…』
違和感はあった
殴られたはずの腹が痛くない
蹴られたはずの頭が痛くない
包帯が巻かれているだけで何も感じない
いつもならばシオンの顔を浮かび上がるだけで、見るだけで頭が痛くなるのに、
シオン「これ、何だと思う？」
『や、やめ、』
怖いのに、全く頭は痛くならない
『違和感、無いです。ありがとうございました』
「そっか。なんかあったら来いよ」
なるほど、自分の体は今痛みを感じない
シオンが手に持っているのは安全ピン
それだけだ
まあ、何となく分かる
「おとなしくしとけよ？」
「うっわ、痛そう」
両腕、両足を掴まれて僕は何をすることも出来ない
シオン「騒ぐなよ？」
『、』
ブスッ、と耳に穴が開いた
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向日葵(プロフ) - ありがとうございます。これからも、楽しみにしてます。ファイテン（＾ω＾） (2021年12月12日 15時) (
レス) id: 94a9bcecb9 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがーる - 皆様、コメントありがとうございます。 (2021年12月12日 14時) (レス) id: 8e17103fe7 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがーる - 向日葵さん» 全体に公開させて頂いたきました。もし見れなかったら「1234」で見えるようになると思います。 (2021年12月12日 14時) (レス) id: 8e17103fe7 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 突然すいません。本当に好きです。3のパスワード教えてもらえないでしょうか？いつも楽しみに読ましてもらってます。これからも、頑張ってください宜しくお願いします。 (2021年12月12日 13時) (レス) id: 94a9bcecb9 (このIDを非表示/違反報告)
なち(プロフ) - すごく好きです、続きが気になります！更新頑張ってください！応援してます！！ (2021年11月8日 1時) (レス) @page34 id: fefd4d5bf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅがーる。 | 作成日時：2021年3月5日 23時
