カレーと薬 ページ10
いづみ「……と！いうわけで！Aさんが来たことの歓迎会ということでカレーです！」
綴「……相変わらずっすね……」
みんなで囲んだ食卓で、みんながみんなため息をついた……その中で1人Aだけがキョトンとしていた。
「……歓迎会……というか……あのここに記憶が戻るまで住まわせて貰っても大丈夫なのですか？」
いづみ、は十座と万里に目を合わせた。
万里は微笑を浮かべ、十座は頷いた。
いづみ「大丈夫ですよー！戻ったら何があったか教えて欲しいです！」
「あっ、それは教えます！助けてもらって、ここまでしてもらって……監督さんのカレー美味しいです！」
Aはにこりと笑った。
その姿に劇団員の一部は安堵の表情を浮かべ、一部は「この人誰？」と口々に言っていた｡(小さい声で)
その時、Aはキョロキョロして誰かを探していた。そして、いづみに尋ねた。
「あれ？……あの……その、奇抜な髪の優しい
……私を助けてくださった……」
紬「ゴホッゴホッ！！」
丞「ゴホッゴホッ！！」
紬と丞はいきなり、カレーが器官に入ったかのように(入った)むせた。
東「ちょっと、2人とも大丈夫？あっ、誉ならなにか知人と喋っていて遅れるとかなんとか」
携帯を片手に誉とのLINEを見ながら東は言った。
紬と丞は「奇抜な髪」と「優しい」に吹いたのだ。
紬「(……あれ？本当に記憶無くしてるんだ……じゃあ、誉さんの言ったことは本当だったんだね)」
紬はカレーを頬張りながら考えた。
ちなみにAの事情を知ってるのは、あの日の12時にいた人、冬組、万里、十座である｡
至「春組、誰も事情分からないとかどうよ、それ」
天「夏組もっすよ」
────────────────────
誉「……10年ぶりかな？」
誉は茶髪の女性に話しかけた。
女性は口を開いた。
「……誉坊ちゃん……大きくなりましたね」
女性は静かに、遠い記憶を見つめるような口調で言った｡
それに対し、誉は張り詰めたような口調で
「あの、薬を使ったのかい？」
と、咎めるように言った｡
────────
更新遅れてすみません！
模試終わったんで多分、明日からはいけると思います！
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マリー(プロフ) - いつか続きが、、読みたいです(´TωT｀) (2022年6月21日 3時) (
レス) @page16 id: 9b9f0146ff (このIDを非表示/違反報告)
蘭花(元フォロ方ちゃん)(プロフ) - 最高に泣けてきます。誉さんの小説ってほんとに少ないので、うれしいです。頑張ってください！ (2018年10月20日 14時) (レス) id: 2ff4679ed1 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - とても面白いです( ; _ ; ) 受験頑張ってくださいね！更新楽しみにしています!! (2018年2月7日 0時) (レス) id: 7a28008d8a (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - 明けましておめでとうございます！更新楽しみに待ってます！ (2018年1月11日 19時) (レス) id: 4684504991 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒大魔神(プロフ) - 桜餅さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ更新も受験も頑張ります！ (2017年12月18日 0時) (レス) id: 4274e20b78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暗黒大魔神 | 作成日時：2017年12月3日 15時
