過去編 〜鈍感〜 ページ15
「おはよう、誉ちゃん！」
私の朝の日課
それは、朝一番に誉ちゃんと一緒に登校すること｡
誉「おはよう、A……あっ、確か今日はテストだったね」
「えっ！？勉強してないよ、どうしよう！」
誉ちゃんは賢くて
私は頭が悪い
はぁ……有栖川の遺伝恐るべし。
誉「まぁ……私も勉強してないが……」
「誉ちゃんは勉強しなくても大丈夫でしょうが！」
この格差はなんなんだろう！
ほんとため息がでるよ！
誉「Aのお母様、お父様は賢かったはず……何故……」
「……うっ！たまに痛いとこつくよねー誉ちゃん！」
誉ちゃんはたまに痛いところ、人の触れられては嫌なところをつく
誉ちゃんは人気者だけど、そういう所は少しみんなはちょっと……ってなるみたい
私はそこが素直でいいと思うんだけどなぁ……
因みに、私のお父さんは製薬会社の社長とかなんとか……うん、私にはよくわからない！
誉「んー……よくそういう所がダメだとみんなに言われるんだ……」
誉ちゃんに悪気はないんだよね……
んー、どうしたものか……
誉「A？」
でも、私は……
誉「A、どうしたんだ？」
やっぱり……
誉「A！」
「うお！ひゃい！」
ほほほほほほ誉ちゃん！？
ずっと呼んでたのかな？気づかなかった。
てってか、顔が近い！
やめろー！イケメンな顔を見せるなー！
誉「……ｸｽｯ……」
誉ちゃんは優しい笑顔になり
私の頭にぽんっと手を置いた。
誉「Aは考えに没頭するところがあるね、少し心配になるよ」
私の髪をくしゃっとして、撫でた。
「……えっ！あっへっ？うん！」
私は変な声が出たり、あわあわしたり
ともかく顔が赤くなっていた。
誉「どうした？A」
誉ちゃんは鈍感過ぎる。
そんなの……ずるいよ
「……もうっ！髪折角綺麗にしたのに」
精一杯の照れ隠し
こんな日々がずっと続けばいいのに
ずっと、ずっと
────────────────────
すみません！これから、亀更新になるかもです！
第2部からは第1部の伏線を回収していけたらと思います！第1部は意味がわからない繋がらない話ですみませんでした……
では、これからもよろしくお願いします！
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マリー(プロフ) - いつか続きが、、読みたいです(´TωT｀) (2022年6月21日 3時) (
レス) @page16 id: 9b9f0146ff (このIDを非表示/違反報告)
蘭花(元フォロ方ちゃん)(プロフ) - 最高に泣けてきます。誉さんの小説ってほんとに少ないので、うれしいです。頑張ってください！ (2018年10月20日 14時) (レス) id: 2ff4679ed1 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - とても面白いです( ; _ ; ) 受験頑張ってくださいね！更新楽しみにしています!! (2018年2月7日 0時) (レス) id: 7a28008d8a (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - 明けましておめでとうございます！更新楽しみに待ってます！ (2018年1月11日 19時) (レス) id: 4684504991 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒大魔神(プロフ) - 桜餅さん» ありがとうございます！ヽ(*´∀｀)ノ更新も受験も頑張ります！ (2017年12月18日 0時) (レス) id: 4274e20b78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暗黒大魔神 | 作成日時：2017年12月3日 15時
