【呪術廻戦/逆ハー】ボランティアで呪霊祓おうとしたら呪術師に勧誘されるわ、絡まれるわで勘弁してください。

オタク、嫌な予感。 ページ23

「てか、五条悟。私早く帰りたいんだけどいつ帰れる？」


五条「は？お前が、今更どっかに帰れるわけねぇだろ」


「は？」


五条「こっちがは？だわ。お前マジ何言ってんだよ。頭おかしいんじゃねぇのか。」


言い過ぎだろ…。涙涙。


「いや、私もとより挨拶だけのつもりだったし。」


五条「ほんっと自覚ねぇのなお前。さっき、親父の周りに色んな奴いただろ。」


え、居たっけ。緊張しすぎて見てんかったわ。陰キャオタクに人に囲まれてる中、状況把握しろって無理な話よな。


五条「そいつらのせいで、お前が元宮様だって知られたからな。もう広まってると思うぞ？」


「は？何してくれてんのじゃ。」


五条「いや、俺のせいじゃねーし。」


それはそう。すまん五条悟。

だけど嫌な予感がするんやっ！！
私が望む、目立たないことと平穏な暮らしは失われそう。

マスコミみたいなことしてんじゃねぇよお前ら呪術師だろ呪霊でも祓っとけよッッ！！(切実)

五条「今呪術界に激震走ってるだろうな。」


走らないでもらって。ただの200歳のおばあちゃんJKですよ。


五条「禪院の奴らとか、加茂のヤツらが騒がしくなるだろうな」

禪院はともかく加茂は…うーん確か、あぁ、メロンパンの人の家系か。ネットで調べたらコラ画出回ってたから印象残ってるわ。


五条「だから、Aを手中に収めようとするだろうから気をつけろよ。」


無理だろ。どうしろってんだよ。手中におさめられるほど私強くないのに。あんな、私を祀りあげる歴史なんてなければ。くそっ。

五条「まぁなんかアイツらにされないように、俺が守ってやるよ。」




「五条悟…。ははっ、まだアンタは守られる側でいいんだよ。」




全てを背負おうとする君の背中を泣きながら見てきたから。

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