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Aside
もしかしたら払った分を返そうとでも思っているのだろうか。
私の落ち度で雰囲気を悪くさせてしまったし…全然いいのに。。。
タルタリヤさんは紳士だなぁ…
A『えと…お会計は大丈夫ですよ?』
100万モラとかかかったわけでもないし…
タルタリヤ『でもそれじゃ…』
私はタルタリヤさんの口に人差し指を当てた。
A『いいんですって!楽しませていただきましたし!』
A『それ以上言うなら、お口めっ!ってしちゃいますよ?』
タルタリヤさんの口の前で✕のポーズを作るとタルタリヤさんは顔を赤くした。
タルタリヤ『…っ!』
A『え、ね、熱…』
タルタリヤ『違うって!っハハハハ!ほんとにAちゃんには叶わないや。』
そういうとタルタリヤさんは少し屈んで私の膝の裏に手を入れそのまま上へ持ち上げた。
A『うわわわわわっ…!タルタリヤさん!?』
そう呼ぶとタルタリヤさんは私の胸へ擦り寄ってきた。
タルタリヤ『ん…なんだい?』
A『あ、えと…ど、どうしてこんなことを…?』
タルタリヤ『んー、そうだなぁ。お持ち帰りしようと思ってた。って言ったらどうする?』
今度は私が顔を赤くしてしまった。
A『え、おも…え!?』
タルタリヤ『んふふふ、冗談だよ。まだお店あるんだろう?』
そういうとタルタリヤさんは静かに私を下ろしてくれた。
A『そうですけれど…』
タルタリヤ『じゃ、俺は帰るよ。Aちゃん気をつけて帰りなよ。』
そう言ってタルタリヤさんはテンポよく会話をし、優雅に去っていった。
A『(顔のほとぼりが冷めない…今絶対真っ赤…っ)』
タルタリヤ『(半分冗談、半分本気だったんだけれどね…)』
タルタリヤ『手強いもんだ…。俺のお姫様は。』
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p - 続き待ってます!!!!!(●´ω`●) (12月17日 15時) (レス) @page34 id: 9a07639c58 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます!これからも応援してます! (7月21日 7時) (レス) @page30 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き気になります! (2023年4月2日 17時) (レス) @page25 id: faa7a99a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さら | 作成日時:2022年12月28日 18時