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テラside
タルタリヤ『さ、話は終わりだ。荷物を纏めておきなよ。』
時間は有限だからね。
そう仰る公子様を見上げながらその場を動けないでいた。
テラ『何故ですか…。私は何もしていません!』
タルタリヤ『自分の行いを気づいてないなら君も落ちぶれたね。幼少期の方がマシだったよ』
【幼少期】この言葉を聞いて私は全身に鳥肌がたった。
タルタリヤ『俺が気づいていないとでも思ったかい?』
そう言いながら私の方へ近づき仮面をとった。
今私はどんな顔をしているのだろう。
タルタリヤ『君が俺の部下になった時から気づいてたよ。』
テラ『な、なんの話でしょう。』
タルタリヤ『とぼけなくてもいいさ。君が俺の幼馴染"だった"ステラだってことは気づいてる。』
"だった"?
待って、もうそれじゃ幼馴染では無いの?どうしてどうしてどうして???私が1番、特別なはずでしょ??
タルタリヤ『さっきも言った通り、俺の話は終わりだ。』
タルタリヤ『君が最後に安全に故郷へ帰れることだけ祈っておくよ。』
そう言って私の彼は仮面を床に置き、手を振ってドアをでていこうとした。
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p - 続き待ってます!!!!!(●´ω`●) (12月17日 15時) (レス) @page34 id: 9a07639c58 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 更新待ってました!ありがとうございます!これからも応援してます! (7月21日 7時) (レス) @page30 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き気になります! (2023年4月2日 17時) (レス) @page25 id: faa7a99a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さら | 作成日時:2022年12月28日 18時