アバンティーズ Short story

９ ばいばいの前に〜そらちぃ〜 ページ9

そらちぃside


寒くなってきた10月半ばのある日の夕暮れ




俺はAを家まで送り背を向け帰ろうとした




そ「じゃあ、また明日学校で」






A「そら、ばいばいの前にキスして」






俺の服の裾をクイッと引っ張りおねだりしてきた





毎回思うんだけどさその仕草理性なくなりそうになるんだよね笑





なんて言うか誘われてる感じがする







A「ねぇ聞いてる？？ キスして…？」






振り返りAの顔を見ると上目遣いのうるうる顔




もうそんなんさ






そ「止まんなくなるよ？」






A「いいよ？だからキスしてほしい…」









俺はAの体を引き寄せ甘い甘いキスをした

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