双子の兄はSEVENTEEN

＊泊まるつもりですか？＊ ページ16

初めての授業を終え、みんなとカトクを交換した

勉強熱心で、Caratさん達の期待に答えてあげたいんだなぁって


『よし！私も頑張らなきゃ』


今日は少し遅くまで勉強しようと決めて

コンビニで夜食を買って家に帰ろうとしてコンビニに立ち寄ったところでカトクが届いた

カトッ【カトクの音】


ミンギュAヌナ、今日はありがとうございましたAミンギュ君、こちらこそミンギュ突然なんですけど…ヌナは明日空いてますか?A13時から空いてるよ?どうして?ミンギュヌナが嫌じゃなかったら僕とご飯行きませんか?A今日言ってたところ?ミンギュそうです!


約束しちゃった為、断るに断れず…


Aうん、わかった


結局ミンギュ君とご飯を食べる約束をしてしまった


とりあえず、お酒と夜食のラーメンとおつまみをカゴに入れてお会計をして帰る

ガチャ


『ただいまーって…』

｢おかえりー｣

『え？』


聞こえるはずのない おかえり が聞こえて

急いでリビングに走った


『ねぇ…なんで…』


私の目に入ったのはエプロンを持参しながら

優雅にパスタを茹でるシュアの姿だった


JS｢おかえり、遅かったねA｣

『うん、ただいまって言いたいとこだけどさ…来るなら連絡してよ…』

JS｢したよ？｣

『は！？』


いやぁ、そんなはずはないと思ってカトクを開くと


Joshua今日、Aの家に行ってもいい?JoshuaおーいJoshuaパスタ作ってあげるからさ行ってもいいよね?


『全く見てなかった…けどなんでよ』

JS｢宿舎に改装工事入っちゃってみんな実家戻ったり友達の家泊まったりするんだけど｣

『ハニは…？』

JS｢実家帰ったよ？｣

『へー、それでシュアだけ！って…泊まるって言った？』

JS｢明後日からホテルに行けるんだけどいきなり13人はキツイらしくてさぁ｣

来てしまったものはもう仕方がないだろう

大きなスーツケースを持ってきてるシュアに

今更出てけって言うほど私は鬼ではない


『まぁ、シュアならいっか』

｢ありがとー、それよりこれで夜ご飯済ませようとしたわけ？｣

『ちょっと！勝手に覗かないでよ！』

JS｢お酒はまた今度飲みなよ今日は…ワインとパスタ！｣


そう言ってワインの蓋を開けてグラスを探すシュア


『お腹減った！』

JS｢だと思った、手洗っておいで｣

『うん』

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