ジス君との木曜日 ページ11
〜昼〜
"今日、天気いいらしいよ?屋上でお昼食べようよー!"
ってジアが言うのでお昼を屋上で食べる事にした
食堂や購買があるうちの学校では屋上はあまり人気がなく
のんびりと過ごせるところらしい(ジア情報)
「あ…先客…って、ジョンハンじゃん」
「ジアじゃん、Aちゃんもいる」
「ジョンハン君…こんにちは」
屋上のベンチに座ってお弁当を食べていたのは
ジョンハン君だけでジス君の姿はなかった
「お弁当だなんて珍しいね」
「でしょ?天気いいって聞いたんでねぇそれより、ジスの事探してる?今ねー自販行ってるよ」
私があまりにもキョロキョロしていたのか
ジョンハン君がそう言ってジス君の場所を教えてくれた
「あー!!!」
「ジッ、ジアどうしたの…!」
「飲み物買い忘れた!」
「えっ、でも手に持ってるそれ…」
「そのついでにジスのこと回収してきてよ笑」
ニヤニヤしてるふたりに見送られながらジス君を探しに行った
_____________________
けれど自販機の前にジス君はいなくて。
「入れ違いかなぁ…」
そう思ってジアの飲み物を買って
帰ろうとした時に頬にひんやりと冷たいものがあたった
「ひゃっ!」
びっくりして後ろを振り向けばジスくんがいて
アイスを持っていたずらっ子みたいに"ふふっ"
って笑ってた
「ジ、ジス君!」
「ハニからAちゃんがいるって」
"はい、これ暑いでしょ?"
って二つに分けるアイスの1つを食べながら
もうひとつを私に渡したジス君
「でもお弁当…」
「甘いのは別腹だよ、ん〜…このアイス甘っ!」
"Aちゃんも食べなよ、溶けちゃうよ?"
っ若干溶けてきて私の手に落ちそうになった部分を指さして
微笑むジス君…
ジス君の方がアイスの何倍も甘いよ
878人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
からあげさん(プロフ) - たるぎうゆさん» はじめまして!コメントありがとうございます泣ミンギュ君は好きな子のために自分が辛い思いをするめちゃめちゃいいやつなんです…ラストまでよろしくお願いします!! (2020年12月26日 19時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - はじめまして!このお話楽しく読ませていただいています!ちょっとすれ違っちゃったジス君と主人公ちゃんをみてモヤモヤしてましたが、ミンギュがいいやつでよかった!笑これからも楽しく読ませていただきたいと思います! (2020年12月26日 0時) (レス) id: e80f29983b (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - からあげさんさん» 早速ありがとうございます!!更新待ってます! (2020年7月19日 14時) (レス) id: c3ce40b161 (このIDを非表示/違反報告)
からあげさん(プロフ) - yukinaさん» コメントありがとうございます!私もよくわからなくなるので名前つけようと思います…笑笑更新頻度遅くて申し訳ないですがこれからも楽しく読んでいただけると嬉しいです! (2020年7月19日 11時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませてもらってます!とても大好きなのですが、人数増えると誰のセリフかわからないのでJSみたいに名前つけて欲しいです!できればで大丈夫です!更新楽しみにしてます(*^^*) (2020年7月19日 11時) (レス) id: c3ce40b161 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:からあげさん | 作成日時:2020年5月30日 22時