略奪させていただきます

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流「こういうことは、した？」









そう聞けば、伏せ目がちな目が一瞬俺を捉えて

色っぽく細めて微笑む









「…した」









ピンクの唇が小さく開いて答えを出す









余裕そうな彼女に今度はもっと深く口付けする

舌を入れればすぐに絡まる互いのもの









「…ん、」









唇の感触を確かめるように
何度も角度を変えて吸い付く


顔を離して至近距離で見つめる









流「…こういうキスは？」









今度は、目をあわせずにコクンと頷く


3ヶ月近く付き合って何もないのも変やけど
やっぱりショックなもので









流「じゃあ、」









Aを押し倒して 頭の横で左手を付く

もう片方の手はAの太股の内側に滑らせる









「……っ」


ビクッと肩が震えて 綺麗な顔が歪む









彼女の耳元まで顔を近付けて囁く









流「じゃあ、いつも俺とやってる

こういうことは？」









望はチャラそうにみえて 慎重で恋愛は真面目

本気で惚れたんなら尚更やろ









上から彼女を見下ろせば
澄んだ声が耳を染める









「…なーいしょ」









どうやったら、君に近付けますか？









流「ほんと、悪い子やな」









わからへんから、こんな方法でしか繋がっていられない









「好きやろ？こういうの」









余裕な態度 もういっそ壊してしまおう

さっき閉めたばかりのボタンを一つずつ外していく









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流「＿誘ったのは、そっちやから」

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