略奪させていただきます

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「え？」









ぱっちりした目をさらに大きくして
気のせいか頬がピンクになる彼女









流「Aちゃん、やんな？」





「うんっ」





流「望の友達の、藤井流星です」






「ああ…！ よくのんちゃんが話してる人だ

私は、佐竹A」









俺の顔を覗きこんでジーっと見つめられる

…顔ちっさ。



写真より何倍も、可愛い









「なんや想像してたより、イケメンさんやん」









姿勢を戻して無邪気に笑う


天然？計算？


わからへんけど、









流「Aちゃんも、写真でみたより

べっぴんさんやったわ」









一目惚れなんてしないタイプやと思ってたけど









「うわあ、照れる」









手で顔を覆った彼女に

胸がトクンと音をたてた事に気付いて









流「これから仲良くしよーや」









望、Aちゃんのこと略奪してもええですか？









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「よろしく、藤井くん」

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