めんどくせぇけど、俺の本音で我に返りやがれ。第二弾

15話前半「金だろうが」 ページ8

・月家・朝・

忍「ふぁぁ...よく寝たぁ」
忍「手紙..？」

忍「おい、嘘だろ...」

..
...
〜朝から遅刻寸前、いつも起こしてくれる兄貴が〜

光「おいー！俺遅刻するだろーが！ってあれ？」
光「兄貴ー？おーい？」
〜いなかった〜

光「...バイト早めに出ていったのか？」
光「間違えて学校ある日に朝からバイトいれちゃったーとか言ってたよぉな...」
光「って！やべぇ！遅刻するからはやく行かなきゃ！！」

嫌な予感しかしねぇけど、それを後にし、学校へ行った〜

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・学校・お昼・

貴「え？朝から忍さん、いなかったの？」
光「そうなんだよなぁ...なんでだろ？」

貴「またなにか隠し事とか？」
光「かもなw」
〜またAが心配したら大変だ〜
〜一刻も早く、兄貴を探さねぇと〜
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・月家・

光「ただいま...いねぇな」
〜朝急いでたからよく見てなかったけど、よく見たら...〜

光「なんか荒れてるな。それに兄貴の奴、水も飲みかけ...」
光「なんでこんなに暴れてんだろ？なんか焦るやつとかあるのか？」
光「いや、こんなブツブツ言ってる場合じゃねぇな」

光「ん...？手紙...？」
光「これは大変だ...」

〜俺は急いで、見つけた手紙を持って外に出る支度をした〜

ガチャ！

光「わっ！上野？！なんで俺ん家に？！」
〜こりゃビックリ、家の前にAがいた〜

貴「ごめん、なんか嫌な予感して...(汗)」
光「なら良いけどさ...寒くねぇの？」
貴「え、何急にw」
光「いや、鼻赤いから」

光「あ、良かったらマフラー、兄貴の分だけど使えよ」
貴「え、いいよそんな...忍さんのでしょ？」
光「そーいうーのいいから！ほら！こっちこい！」
貴「え！ちょっと！手を掴まなくても！」
〜相変わらずピーピーなく女だなぁおい〜
〜マフラー巻いてあげるだけなのに顔真っ赤にしやがって〜

貴「あ、ありがとう」
光「いいってことよw」

貴「で、忍さん見つかったの？」
光「いや、見つかってねぇ」
貴「そっか...」
光「でも、場所はわかった」

光「この手紙のおかげでな」
貴「中見ていい？」
光「いいぞ」

ー忍さんへ

お元気ですか？

今日は大事な日なのですけど、覚えてますよね？

そうです、今日は貴方と愛する日、つまり、

『結婚』ですね。楽しみです。

やっと私のモノになるとは、夢のようです。

はやく私の家に来てくださいね

椿 柚原ー

〜と、手紙に書いてあった〜

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