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11話中「愛情を」 ページ43

光「兄貴...?」
忍「...何年間も隠してた過去をなんで教えたの?」
光「兄貴?!包丁は置こうぜ?!」
〜やばい完全に怒ってる。怖い。怖い...!〜

忍「光、なんで思い出したくない過去を思い出させようとするの?」
光「知ったこっちゃねぇよ!じゃあ、なんで兄貴は過去の事を全部言ってくれないんだよ!」
〜兄貴は包丁持ってるけど、それを見たら恐怖を感じるから見ないようにしよう〜

忍「光に嫌われると思ったから言わなかったの!だから教えてなかったのに...!」
忍「それに、なんで俺の過去を知ってるの?何も教えてないのに」
〜そうだった。兄貴には教えてくれなかったな〜

光「それは...」
忍「言ってよ。今すぐ。」
光「...わかったよ」
〜俺が小学生の頃の話〜
---
・月家・

光「...お母さん...お父さん...」
〜俺がまだ両親の事を考えていた頃だ〜
〜あと、俺は学校行く日でもずっと引きこもったままの頃だったな〜

忍「光?今日も学校お休みするんだよね?」
光「うん。忍お兄ちゃん...学校行かなくて...ごめんなさい」
忍「謝らなくて良いんだよ?俺もそろそろ学校行くの怖くなってきたし」

忍「1人怖いと思うけど、なにかあったらすぐに俺の学校に電話してね?」
光「わかった」
忍「じゃあ行ってきます(ニコ)」
光「いってらっしゃい」

ガチャ...バタン

〜最近気になったことがあった〜
〜兄貴が時々帰ってくるのが遅い時があったんだ〜
〜最初は友達できて、楽しく会話してるんだなぁって思ったけど〜

〜いくらなんでも遅い時があった。月家の門限は5時50分〜
〜まぁ、俺がまだ小さかったからそれぐらいは普通〜
〜でも兄貴は遅くて7時に帰ってくる。俺にとっては遅い気がする〜

〜それでこっそり兄貴の部屋に入った。兄貴以外立入禁止だけどな〜
〜ちょっとわくわくしながら入った〜

・忍の部屋・

光「...なに...これ」
〜そのわくわくは一瞬で消えた〜

〜なんと兄貴の部屋には数本、ナイフがケースの中に入っていた〜
〜それに、兄貴の漆黒色と言ってもいいぐらい黒いパーカーが...〜
〜かすかに赤黒い何かから、錆びた鉄のにおいがした〜

〜ゾッとした。でも勇気を出して、ゴミ箱の中から見えている物を取り出した〜

11話後半「注いでる」→←11話前半「君だけに」



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キリ(6人格)(プロフ) - 美桜さん» そう言ってくれて嬉しいです!忍君どうなったんでしょうかねぇ?楽しみにしててくださいね(^ω^) (2017年1月3日 23時) (レス) id: 8025797e7b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 光君のキャラ大好きです!忍さんどうなってたんでしょ。 (2017年1月3日 23時) (レス) id: e065dc311d (このIDを非表示/違反報告)
キリ(6人格)(プロフ) - 夜明さん» 練習お疲れ様です!参考になれるとは...とっても嬉しいです!コメントありがとうございます! (2016年12月22日 21時) (レス) id: 8025797e7b (このIDを非表示/違反報告)
夜明 - 待ってwww論破の練習してんだけどwwこれ参考にできるかもwww有難うございますw (2016年12月22日 18時) (レス) id: d14ac7606c (このIDを非表示/違反報告)
キリ(6人格)(プロフ) - .さん» 見てくれてありがとうございます!コメントもありがとうございます! (2016年12月3日 11時) (レス) id: 8025797e7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2016年10月29日 14時

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