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2004.10.18 ページ9
2004.10.18
「A
入っちゃダメって言われたでしょ」
「やぁだ！やだジミンくん！」
「危ないからダメ！
あっ、A！！」
ガチャッ
「アッパ！！」
「……A」
「……こ、子供がいたんですか！
可愛いですねっ何歳ですか？」
「……そうやって機嫌をとろうとしても
無駄ですよ」
「お願いですっ！命だけはっっ」
パァン！
ドサッ
「仕事なのでどうしようもありません」
「……アッパ？」
「A
ダメって言ったのに何で入ってきた？」
「だ、だってっ…アッパが
じぇんじぇん、っあってっ、くれないからっ」
「お仕事なんだよ
仕方ないでしょ？」
「いやだもんっ、アッパと、
いっしょにっ、あそびたいもん…っ」
「我儘はだめって言っただろ」
「…ヒック、うぅっアッパぁぁっ」
「はぁ…
……分かった分かった
今日の仕事もう直ぐ終わるから
終わったら遊んであげる
それまでジミナと大人しく待ってるんだよ？」
「ジミンくんも、っいっしょ？」
「そう。
ジミナ
隠れてるつもりだろうけど見えてるよ
俺が来るまでAよろしく」
「…はーーい」
「ジミンくんも、いっしょっ！」
「やったね、A」
これが死体の前で行われている会話なんて
誰が思うだろうか
.
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作者名：F.LN. | 作成日時：2020年3月27日 11時
