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2020.8.20 ページ2
2020.8.20
「ジミナ……っ」
テヒョナが来たあの日から
急に甘えるようになったA
寝てる間さえも
俺の手をずっと握っている様になった
甘えたくて甘えてるというより
何かに怯えているような…
甘えられるのは全然嫌じゃないし
寧ろめちゃくちゃ嬉しいんだけど
何かがあったみたいでちょっと心配…
「今日出掛けるね？」
「……どこ行くの？」
「ソウル」
「私も…行く」
…珍しい。
俺の1人の用事の時は付いて来ようとしないのに
まぁ、最近はバイト以外
どこもかしこも
俺の背後について回るようになったから
想定内ではあったけど…
「Aには言ってなかったんだけど
今手伝ってる人がいるんだ」
「何を？」
「人探し…？」
「へー
…なんで疑問形？」
「いや、何でもない
Aの知らない人だけど一緒に来る？」
「…ん」
ユンギヒョンに
"今日妻も連れて行きます"
とだけ送って
リビングに来たジョングクに
2人で出掛けると伝えたあと
もう家を出ようと玄関に向かう
「A行くよー！」
玄関から
呼びかけて
ドアを開けた瞬間
パリーーン
コップか何かが割れるような音がした
.
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作者名：F.LN. | 作成日時：2020年3月27日 11時
