6.進路について ページ7
家に着き鞄を置く
遅くなっちゃったな
スマホを見るとお父さんからメールが来ていた
[今から向かう]
メールが来たのがちょうど1時間前か
もう少しで着くかな
そう考えているとメールが来た
[着いた]
『着替えてないけど良いよね』
目を閉じて目を開けた
もう夕飯か…つーか何でこんなに元気が…ああ勝己に言い負かされたのか
家を出て父さんのところに行き車のドアを開ける
「来たか早く乗りなさい」
『はい』
あたしが乗ると車は動きだした
＿＿＿＿＿＿
着いたのか車が止まる
あたしは窓から外を見た
…また高そうなレストラン
緊張するから嫌なんだよな
服は困るしそう考えれば制服のままで良かったかもな
車を降り父さんの後をついていく
「いらっしゃいませ雷円様
お待ちしておりました
席へご案内致します」
入ると店員が出てきて席に案内され座る
「ご注文はご予約されたものをお持ち致します
変更はございませんか？」
料理まで予約済みか
「ああ問題ない」
「承りました
ではごゆっくりどうぞ」
店員が去った途端静かになる
いつもの食事風景
でも今日は違った
「進路は決まったのか」
「…う、うん決まった
雄英受けるよ」
このためか料理まで予約してたのは
「あの女の行った秀優に行くと思っていたが
そうかなら良い
秀優なんてものは行く価値もない
あいつには言ったのか」
『まだ
なかなか言えなくって』
「早く言いなさい
反対されて学費を出さないと言われたら俺が出そう
それとも言いにくいのなら俺が言おう」
『いや、大丈夫だから
ちゃんと言うから』
この話をこの二人にさせようものなら大変なことになる
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
食事が終わり帰ると家に明かりがついていた
『母さん帰ってきたんだ
ちょうど良かった説得は任せた』
目を閉じて変わる
『お父さんは大丈夫だったんだ
お母さんだよね問題は』
と思ってた
「構わないわ」
『え…』
家に入り帰ってきたお母さんに話を持ちかけた秀優を断って雄英を受けたいと
何か言われると身構えていただけに気の抜けた返事をしてしまった
「だから構わないわ
Aが決めた進路に口出しはしない
好きにしなさい
学費も払うわ
あの男に雄英行くなら俺が払うって言われる方が腹立たしい」
『…ありがとう』
「私は疲れたからもう寝るわ
おやすみなさい」
『おやすみなさい』
リビングから出ていく
『はあ…疲れた
もう二人の関係は戻らないのかな』
続く (更新停止中)
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冬季(プロフ) - はらさん» 外しました！教えてくださりありがとうございます！助かりました (2018年4月23日 19時) (
レス) id: 7f5b58fd29 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー編集画面のキーワード設定の下をよーく読んでフラグ外して下さい (2018年4月23日 19時) (レス) id: b67bdd910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬季 | 作成日時：2018年4月23日 18時
