3.出久と私 ページ4
公園に着きブランコに座り話す
「そういえばAちゃん、もう学校は決めた？」
『まだ迷い中
秀優高校(ｵﾘｼﾞﾅﾙ)から推薦が来てるんだー』
「秀優って名門じゃないか！すごいね！」
『そうなんだけど秀優ってお母さんの母校なんだ
私は秀優より雄英行きたいって思ってて
でも雄英はお父さんの母校』
「そっか相変わらず大変だね
そのことは両親には言ったの？」
『まだ
お母さんはいい顔しないだろうし逆に秀優行ってもお父さんがいい顔しないだろうから
両親の仲がもっと悪くなるよ』
「そっか…
でも！Aちゃんが行きたいって選んだんでしょ？
なら自信もたなきゃ
Aちゃんなら大丈夫だよ…って
ご、ごめんね！事情知ってるのにこんな偉そうなこと」
『全然大丈夫ありがとう出久
頑張ってみるよ
あ！それに出久も雄英でしょ？一緒に頑張ろうね』
「う、うん！！
…でも僕が雄英受けて受かるかな」
『何いってるの
出久なら大丈夫
オールマイトみたいなヒーローになるんでしょ』
「うん、ありがとう！」
そう言って笑った
出久はいわゆる無個性だ
無個性がヒーローになるなんて無理だ
でも私はどれだけ出久がヒーローに憧れているかを知っている
それに私は出久の笑顔に救われた
だからどんなに可能性がなくても出久にヒーローになってほしいんだ
進路の話からヒーローの話へと変わり出久が話しだした
「そうそう朝にシンリンカムイが闘ってるの見てきたんだ！」
『早速見に行ったんだ
相変わらず早いなあ
それならも今朝速報でみたよ
でも捕まえた人シンリンカムイだっけ？』
「ううん、それがね今日デビューしたMtレディっていうヒーローが最終的に捕まえたんだ
体を巨大化する個性で犯人を捕まえててすごかったんだよ！」
『巨大化かー出きること多そうだね』
「だよね！それでまとめてみたんだけど…」
出久はカバンを探りノートを出そうとする
すると出久の動きが止まった
『どうしたの？』
「…う、ううん何でもないんだ！
教室に忘れてきちゃたみたい」
『嘘
いつも肌身離さず持ってるのに
持ってるんでしょ見せて』
「…わかった」
手渡されたノートは焦げていた
『っひどい…これやったのもしかしなくとも勝己だよね？
出久のノート燃やすなんてまだそんな陰湿なことやってるの?!信じらんない！』
「Aちゃん、僕は大丈夫だよ」
『大丈夫じゃないよ…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冬季(プロフ) - はらさん» 外しました！教えてくださりありがとうございます！助かりました (2018年4月23日 19時) (
レス) id: 7f5b58fd29 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー編集画面のキーワード設定の下をよーく読んでフラグ外して下さい (2018年4月23日 19時) (レス) id: b67bdd910f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冬季 | 作成日時：2018年4月23日 18時
