17*脳裏に焼き付く言葉 ページ19
*
ー
"角名「…で、誰が好きなの?」"
"『はぁ!?
いや別に好きな人とかいないから!』"
"角名「ふーん。…もしかして、北さん?」"
ー
『…ッ』
この前の事があってから、
ずっとこの前の事が忘れられずにいた。
角名くんの言葉が頭から離れない。
何をしていてもどんな時でも
脳裏にしがみついてくる。
葵「Aー?」
『ん…?
どうしたの?』
葵「もうすぐでIH予選やな!」
『そうだね。』
そう、もうすぐでインターハイ予選。
選手達にとって大事な試合。
…だから、こんな所で恋愛をしてる暇はない。
葵「ここ最近、
気難しい顔しとるけど、何かあったん?」
『いや、特に…?』
葵「ほぉーん。
ま、ええわ。
それより次、移動教室やから急ぐで!!」
『あ、うん!!』
私は葵の後を追って、
移動先の教室へと急いだ。
そして、部活の時間になる。
北「あ、菅原さん。実は…」
北さんが
インターハイ予選の事について話してくる。
ー
"角名「ふーん。…もしかして、北さん?」"
ー
『…ッ』
北「…菅原さん?熱でもあるん?」
北さんが、
不思議そうに私の顔を覗き込んでくる。
どうしよう…顔、見れない。
『な、何でもないです。』
北「何でもない奴は
顔なんてそらさんけどなぁ。」
『…』
やめてください、
今は正論パンチ求めてません。
北「ほんまに…」
『だ、大丈夫ですから!!!
さぁ、部活やりましょう!!!!』
北「は…」
ポカーン、と口を開けて
私を見つめる北さんを置いてきぼりにして、
私は他の部員の所へと逃げていった。
尾白「どないしたん?」
北「分からへん。」
赤木「菅原さん、
めちゃくちゃ顔真っ赤やったけど。」
大耳「不思議な子やなぁ。」
北「…」
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インターハイ→インターハイ予選
にしました!
この話の時期は、6月くらいです!
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作成日時:2020年9月16日 19時