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迷うことなく呼び鈴を押す
「、はい」
さっき聞いた時よりも少し弱い声
「あの、！小依と連絡付かないんですけど何か知りませんか！？」
玄関前で必死になって訴えてた
ガチャっ
「取り敢えず、中に入って」
俺は冷静さを取り戻しつつ、家の中へ
「お邪魔します、」
昔と違うはずなのに、あの時と同じ気持ちになる
「私達も、さっき連絡を貰ったばかりなの」
「…病院から、運ばれたって聞いて」
俺の電話に出なかったのは意図的でなかった
その事に少し安堵しつつ、再度電話を掛ける
それでも繋がらなくて、携帯をお借りして掛ける
(お願いだから、出て、！！)
思いが通じてくれたのか、呼出音が止み 繋がる
「小依!? やっと繋がった、」
測りきれない安堵感、
小依の声は震えていた
「ほくにぃ、？」
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作者名：momo | 作成日時：2023年5月19日 14時
