イノセンス (ページ26)

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【▶︎ 番外編／クリスマス】ページ26

本編とは無関係です

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今日は世に言うクリスマス

こういうイベントも小依とよくやったもんだと思い出に浸る

パーティーなんて言えるほど大した事じゃないが2人で過ごす予定だった

ただ , 俺の仕事の関係で25日の夜にほんの少し時を共にするだけになってしまった

その仕事も押してもうすぐ19時をまわる
その瞬間に「本日は以上になります」というスタッフさんの声

軽く挨拶だけして急いで小依の家へ

念の為に持っておいたプレゼント。賢明な判断をしたと思う

家に着いた頃には20時前だった

ピンポン
「小依 , 入れて」

ガチャ
「遅かったじゃん。お腹すいたんだけど」

ご飯も食べず待っててくれるとか本当優しいよね貴女って人は。
「飯食ってても良かったのに笑」

「パーティーすんのに食べるわけないじゃん笑
ほら , 早く上がってよ！玄関寒い！」

家へあがりリビングへ

テーブルの上には料理が並べられていた

「お酒欲しかったでしょ？ごめんね , まだ年齢的に買えなくてないんだよね」

寧ろあったら俺が問い詰めるよ、笑
「全然大丈夫だから。酒なんて」

大分遅い時間から始まった2人だけのパーティー
基食事会

21時を過ぎた頃忘れかけてたプレゼントを渡す

「あ、そういえばこれ。クリスマスプレゼント」

「え、！？まって私用意するの忘れてたんだけど、」

「いいのよ。俺が勝手にした事だし貴女からはなくても」

「え、いや、でも…」

中々折れようとしてくれない小依に強引に中を開けさせる

「いいから、早く開けなさいよ笑」

中身を確認し、目をまん丸にしてこちらを見つめる小依

「付けたげるから、こっちおいで」

俺が渡したのはネックレス

「あ、りがとう , 凄く素敵だねこれ」

貴女を想って探したからねなんて言えないけど

「ん〜、やっぱり私もほくにぃに何かあげたいなぁ、」

ならお言葉に甘えてもいいかな

「ねぇ小依。プレゼント、リクエストしても良い？」

「勿論！あ、高いのはやめてね？笑」

貴女にそんなもの強請るわけないじゃない

「小依、俺の彼女になってください」

今日はこれを伝える為に逢いに来たんだよ

「私なんかでいいの、？」

「貴女じゃないと駄目だよ」

「私も北斗じゃないと嫌だよ」

「本当に , 大好きだよ小依」

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ネックレス …ずっと一緒に居たい