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「ヴィランだ！早く逃げろっ！」
「嫌だっ！ここには、お母さんが……！」
「もう知らないぞ、もうすぐここは火の海になる。早く逃げるのが懸命だ」
そう言って、おじさんたちは過ぎ去っていく。怪我をした母を置いて。
「お母さん、大丈夫！Aが守るからね、絶対！」
お母さんの身体をぎゅっと抱きしめると、お母さんは言った。
「A、あなただけでも…、お願い、逃げて」
絞り出すようなお母さんの声に、あちこちであがる悲鳴。ここはまるで地獄だ。
私は、その日にたまたま見つけた四つ葉のクローバーを手に握った。小さな、小さな緑。
(神様、どうかお母さんだけでも。お母さんだけでも、助けてください)
一気に周りの空気が黒く染まり、息がしづらくなる。それと同時に遠のく意識。ああ、ここで終わってしまうのかな、私__________
「大丈夫！何故って？僕が来た！！」
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まき(プロフ) - まりんさん» ありがとうございました！！ラストは考えに考え抜きました…(笑) (2018年11月4日 13時) (
レス) id: b9e4cf735a (このIDを非表示/違反報告)
まりん - おおおおおおおおおおおお！まさかのラストですね！完結おめでとうございます(*≧∀≦*)最高でした！ (2018年11月4日 11時) (レス) id: 0a013fc54f (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - ここねさん» ありがとうございます(´；ω；｀)頑張ります！！ (2018年10月26日 6時) (レス) id: b9e4cf735a (このIDを非表示/違反報告)
ここね - 楽しみです！(*´∀｀*) (2018年10月25日 22時) (レス) id: 7c2160a8e3 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 美穂さん» 楽しみに待っててくださってありがとうございます！ (2018年10月20日 11時) (レス) id: b9e4cf735a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まき | 作成日時：2018年10月11日 17時
