9柱 ページ13
Aside
さて、一先ず収まったは良いけれど…
『…どこか、話が出来るところがあると良いんだけど…』
石切丸「それなら離れが良い。少し遠いけれど…」
『……でもそこに行くしかないか…君もそれで良いかな？』
青年「…構わないよ。あと…僕の名前は“にっかり青江”」
『そう。私は叶月A。宜しく』
にっかり青江……青江派の刀剣だったよね
にっかりと笑った女の霊を斬ったのが名の由来だったか
にっかり「………え？(と言うか女の子だったの？)」←
こんのすけ「！？何を考えているのですか！？」
と、青江は呆然としているし
こんのすけには怒鳴られた
なんで………あ、真名を名乗ったからか←
こんのすけ「あなたという人は…！神隠しされたらどうするのですか！！」
石切丸「…いや、まず彼女を隠すなど不可能だよ」
にっかり「……石切丸、それどういう事？」
あぁー……こんのすけ、御用人については理解しても
加護には気付いてないからそうなるか…
青江も、石切丸の言葉に困惑しているようだけど…
霊刀故察しはついたのか、若干声が震えている
『どういう事もなにも…』
石切丸「神々の加護を持つ彼女を隠すなんて真似が出来るわけが無いだろう」
「「はあぁぁあぁあ！？！？！？」」
そう、そのせいで現世がヤバい事になってるんだよね
早く戻らないと本気で日本が終わりかねない←
にっかり「…僕、全く気付かなかったけど…」
石切丸「正直私も知っていたというだけで、加護は見えないけれどね」
『隠してるんだから、そりゃ見えないよ』
にっかり「なんで隠すんだい？」
『そんなもので判断して貰いたく無いからね』
加護なんて貰うような立派な人間でもないのだけれど
でも、だから“御用人”に抜擢されたんだよねぇ…
やはり、自分では良く分からないな
石切丸「君は……自分がどれほどの存在なのか理解しているのかい？」
『してるとは思うけれど』
石切丸「…どうかな。君は自己評価が低いからね
“御用人”に選ばれたという時点で、信頼するしないなんて話じゃないんだよ？」
『そういうものかねぇ…』
石切丸(…もっと自分の存在の大きさ、尊さを理解して貰いたいものだね)
神に好かれている事、加護を多く授かっている事がどういう事か
理解しているつもりではあるけれどなぁ…←鈍い
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メグミ - 漢字を間違えて居ますよ,大倶利伽羅廣光ではなく本当は大倶利伽羅広光ですよ。 (2022年9月16日 2時) (
レス) @page33 id: 08246aac29 (このIDを非表示/違反報告)
Alba(プロフ) - え！？『神様の御用人』じゃないですか！！とうらぶ×御用人とか最高ですね！ありがとうございます！ (2021年6月25日 17時) (レス) id: f1f1c4633b (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ありがとうございます！私も読んでる人が周りに中々いなかったので、そう思って貰えて嬉しいです (2021年3月7日 10時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - すごく面白いです。まわりに｢神様の御用人｣を知っている人がいなかったので感激です！頑張ってください！ (2021年3月7日 10時) (レス) id: ee2ee390ab (このIDを非表示/違反報告)
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