元3-E、影山飛雄。part2

84話！過去編 ページ43

まだ３階か…標的がいる10階までまだまだ先か…。

烏間先生やイリーナ先生にはもう頼れねぇ。

…あと、殺せんせーにも。

京治がいるが、この先何人敵がいるか分からねぇから頼りすぎることもできない。

この短時間でたくさん見た経験と知識を重ねたプロは本当にすごい。

そんな人たちが、この先も待ち構えている。

俺らだけで…勝てるのか！？

殺「いやぁ。いよいよ『夏休み』って感じですねぇ。」

…は？

片「なにをお気楽な！」

木「1人だけ絶対安全な形態のくせに！」

影「渚！振り回して酔わせろ！！」

殺「にゅやーッ！」

カ「よし寺坂。これねじ込むからパンツ下ろしてケツ開いて。」

寺「死ぬわ！！」

京「あっはは！普段通りだねぇ！！」

渚「殺せんせー。なんでこれが夏休み？」

影「確かに。」

殺「先生と生徒は馴れ合いではありません。そして夏休みとは、先生の保護が及ばない場所で自立性を養う場でもあります。大丈夫。普段の体育で学んだことをしっかりやれば…そうそう恐れる敵はいはいない。」

影「…。」

殺「君達ならクリアできます。この暗殺夏休みを。」

…殺せんせーは体育だけは容赦ない。

勉強の方は手厚く教えてくれる。

だけど体を動かすことになると自分基準の無茶振りを俺らに課す。

…京治だけは何気についていってるけど。←

…まぁ、残り時間で後戻りはできない。ここまできたら…

影「やるしかねぇな。」

京「そうだね。」

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