#49.番外編 ページ49
小「ここって…」
『だから嫌だったの』
小「淳太知ってるん？」
『まだ言えてない…』
小「なんでなん！？はよ言わな！」
『だって…なんか言いにくいじゃん…』
小「俺もおったるから」
『これは夫婦の問題』
小「淳太心配してんで」
『え？』
小「最近様子がおかしいって、普通やのになんか変な違和感あるってだから今日俺来てん。これ淳太には内緒な。言ったら怒られるやつ。」
『淳太くんが？』
小「淳太ならちゃんと聞いてくれるから」
『わかった、帰ってきたらちゃんと話す。』
・
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小「戻りました〜」
中「Aは？」
小「伝言預かってきた」
中「なんや」
小「帰ったら大事な話がありますって。」
中「なんやねんそれ。小瀧知っとんのか？」
小「知ってても俺の口からは言われへん」
中「離婚話…とかじゃないよな？」
小「さぁ、どうやろ。俺からしたら複雑やけど、淳太にとったらええ事かもしれんで？」
中「今日は定時で帰んで」
・
・
・
小瀧の言葉にドキドキしながらも家のドアを開ける
「ただいま」
『淳太くん、おかえりなさい〜』
いつも通りの彼女
これで離婚話でもされたら俺のメンタルが持たない。
「小瀧から聞いた、大事な話って何？」
『大事な話？』
「伝言って聞いてるけど」
『私伝言なんか言ってないけど？』
「あいつやったな。」
『でも話があるのは確か。』
「なに？」
『淳太くん、』
「どうした？」
『私、赤ちゃんできた』
「え…ほんまに？」
『最近ちょっと体調良くなくてこの間検査したら反応でちゃって、ちゃんと病院でも確認したら今4ヶ月だって。』
「ほんまのほんま？ドッキリじゃなくて」
『本当だよ』
「やばい、めっちゃ嬉しい！！」
『良かった…』
「なんで、そんなん喜ぶやろ！俺との子やろ？」
『だって最近仕事忙しいし、波に乗ってるから迷惑かけちゃう…って思って』
「何言うてんの。迷惑なんかあらへんよ、夫婦やねんから迷惑かけてなんぼやろ？」
『淳太くん…っ』
「俺を選んで良かったって思えるくらい頑張るし、絶対幸せにするから、これからは何でも話してな」
『うん、ありがとう淳太くん』
「俺もついにパパか〜」
『嬉しい？』
「そりゃ嬉しいやろ大好きな人との子どもやで？」
『私も淳太くんのこと、だいすき』
「俺の方が大好きや」
→あとがき
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nagatakumiko(プロフ) - 最後まで最高によかったです。これからも楽しみにしています。 (2022年6月29日 6時) (
レス) @page50 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
butausa(プロフ) - 昨日この作品に出会って、一気に読んでしまいました！これからも楽しみにしてます！！ (2022年5月15日 12時) (レス) @page24 id: b73fe8c1a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spica | 作成日時：2022年4月16日 1時
