#44.手紙 ページ44
あれから半年、
夏が終わり少し秋の訪れを感じた頃
ようやく結婚式の日がやってきた。
・
小「遂に淳太のものになってまうんか…」
桐「小瀧も仕事頑張ってきたもんなぁ」
藤「まさかこんなに続くなんて思ってなかったけど」
神「でも、みんなと会うの久しぶりやなぁ」
重「結婚式もこんなに豪華やねんな」
�陝屬海譴任眇汎發藩�達しか呼んどらん言うてたで」
神「写真見せてもらったけどドレス姿可愛かったしなぁ」
小「え、みたん！！」
神「うん、Aから写真来たで」
小「はぁ！？俺来てない！」
桐「俺も2人で写ってる前撮りの写真見せてもらったで」
小「そんなん聞いてないし！！」
・
・
・
ｺﾝｺﾝｯ
『どうぞ』
父「凄く綺麗だよ、」
『お父さん…』
父「お前には沢山苦労をかけてきたな…」
『んーん、お父さんの娘でよかったって思ってるよ』
父「実はな、お母さんから最後の手紙を預かっているんだ」
『え…？』
父「結婚式を挙げる日が来たら渡して欲しい。と」
『お母さんから…？』
父「チャペルで待ってる」
お父さんから手渡された一枚の手紙
ー
Aへ
Aがこれを読んでるということは
お母さんは傍に居ないってことですね。
Aとは沢山の思い出があります。
沢山お出かけしたこと、
お母さんの昔の恋バナしたこと、
お父さんに内緒で遊園地に行ったこと。
Aは今どんな方と結婚しますか？
きっと素敵な方でしょう。
貴女は昔から自分をしっかり持ってて、
芯の強い子でした。
一度決めたら何がなんでもやり遂げてしまう。
お父さんも貴方にはよく困らされていましたよ？
今も変わらず、芯の強い子だと嬉しいな。
それを支えてくれる相手だともっと嬉しい。
お母さんはとっても幸せでした。
お父さんに会えて、貴方に会えて
ずっと一番の貴女の味方です。
結婚おめでとう、幸せになりなさい。
お母さんより
・
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nagatakumiko(プロフ) - 最後まで最高によかったです。これからも楽しみにしています。 (2022年6月29日 6時) (
レス) @page50 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
butausa(プロフ) - 昨日この作品に出会って、一気に読んでしまいました！これからも楽しみにしてます！！ (2022年5月15日 12時) (レス) @page24 id: b73fe8c1a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spica | 作成日時：2022年4月16日 1時
