#12.喧嘩 ページ12
『しげおはよう〜！』
重「おはよう〜、なんか機嫌ええやん」
『ん〜、いつもと変わんないよ？』
重「昨日神ちゃんがなんかめっちゃキレてたけど」
『そう、神ちゃん探してんの、私。』
重「神ちゃんなら朝から講義入ってる言うてたわ」
『いつも3限からじゃん！？』
重「いや何か前の休み分の補講言うてた」
『つまんないー！』
重「俺じゃ不満か！？」
『え、だって神ちゃんとクレープ行こ思ったのに。』
重「婚約者ええんか？」
『あー、連絡したら大丈夫』
昨日あれから少しドライブをして、約束をした。
大学の友達と出掛けてもいいけど必ず連絡すること。
連絡無しであったら浮気と一緒やって。
重「なら俺と行こうや」
『クレープ好きだっけ？』
重「いや、あんまり」
『じゃあ意味ないじゃん』
重「ええやんか別に」
藤「おぉ、こんなとこにおったんか！」
小「A！！！」
『のんちゃんおはよう！』
重「お前近いねん！」
小「だって、昨日一緒に帰られへんかったもん！！」
重「そんなん関係無いやんけ！！」
藤「ほら、喧嘩せんと」
重「なんやねん、お前が一番部外者や！！」
藤「俺はお前らの喧嘩止めよ思ってるだけやんけ」
重「それがうるさいねん！」
『もう神ちゃん早く来て〜！！！』
小「Aは神ちゃんが好きなん！？」
『だって神ちゃんしか2人を止めれないんだから！』
重「お前よりかは神ちゃんのがええんやって！」
小「Aと一番に仲良くなったのは俺や！お前なんか紹介せんかったら良かったわ！」
『だーかーらー！』
藤「今日のは神ちゃんおらな止まらんで」
時々、私たちだけで止まらない言い争いが開始される。
『ねぇ、のんちゃん落ち着いて』
重「お前は小瀧の味方するんか！？」
『違うじゃん！しげも落ち着いて』
小「Aは俺のや！」
重「こいつはこいつであって、誰のものでもないわ！」
『お願いだから落ち着いてって、ね』
重「こいつが黙ったらええねん」
小「はぁ？こっちのセリフや！！」
藤「落ち着けって、」
重「なんやと！！」
『ちょっと2人ともやめっ、、、』
2人の取っ組み合いを止めようとした瞬間、
お互いの力に跳ね返されてそのまま地面に叩きつけられた。
藤「A大丈夫か！？お前らええ加減にせぇ！！」
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nagatakumiko(プロフ) - 最後まで最高によかったです。これからも楽しみにしています。 (2022年6月29日 6時) (
レス) @page50 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
butausa(プロフ) - 昨日この作品に出会って、一気に読んでしまいました！これからも楽しみにしてます！！ (2022年5月15日 12時) (レス) @page24 id: b73fe8c1a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spica | 作成日時：2022年4月16日 1時
