ただ君が好き。赤 (ページ39)

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#39.初ロケページ39

"俺はソファで寝るから"の一点張りで
念に押され泊めてしまった。

朝4時半に起き、静かに寝室から出て
リビングへ行くとしげは既に起きていた。

重「おはよう」

『おはよう』

重「あ、すっぴんや」

『それで起きてたの？』

重「ちゃうて(笑)準備とかしてる間に飯でも作ったろ〜思って」

『いやいや、寝てなよ』

重「ええねん、ええねん。早く用意してき」

ーーーー

あの後、結局朝ご飯をご馳走になり
私が出る時間に合わせてしげも一緒に家を出た。
一体何をしに来たのか私には分からない。

やっぱりしげの言動は難しい…

中「おはよ」

『おはよう』

中「今日は初ロケ頑張ろな」

『なんか緊張してきた』

ﾏﾈ「こちらに着替えてて貰っていいですか？」

渡されたのは、つなぎの衣装

中「なんか嫌な予感する」

『私もなんかする。』

なんやかんやで初ロケも終わり
その後の収録も何も無く終えることが出来た。

スタッフさんの仕事は早いもので…
今日の収録最後に予告が流れる。

さっきロケ行ったばっかなのに
もう予告ができるなんて…

"次回リア突WESTは、初の無人島！？"
"最年長・最年少の初メンバーダッグお楽しみに！"

予告を見てメンバーは驚きを隠せない

重「え、いつの間に行ったん！？」

小「え、遂に千葉突抜けて無人島まで行きよった！」

中「『次回もお楽しみに〜』」

ーーーー

神「2人ともハードスケジュールの中ほんまにいつ行ったん！？」

重「え、淳太とふたりで！？」

中「今朝行ってんなぁ」

『そうそう、今日のロケ』

桐「え、スケジュールの撮影ってリア突ロケやったん！？」

中「みんなに内緒で〜って言われてさ」

濵「体しんどない！？大丈夫？」

『まぁ、なんとか…今日はゆっくり家のお風呂に入るよ』

小「しゃーないから飯作りに家行ったろか？」

『遅めのお昼だったし今日はいいや』

藤「え、ほんまに大丈夫なん！？」

中「確かにお昼収録直前やったもんな」

神「そんな過酷やった？」

『来週の収録楽しみにしてて』

中「多分一番向いてない二人やったと思うから(笑)」

重「ほんまに大丈夫か？」

『大丈夫大丈夫』

藤「最近やけにしげってAに過保護よな」

桐「それ俺も思ってた！」

重「別にメンバー心配して何が悪いねん」

藤「メンバーやけど何かちゃうねんな〜」

神「とりあえず今日俺車やから送ったるわ！」

『神ちゃんありがとう』

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