ただ君が好き。赤 (ページ31)

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#31.飲みすぎページ31

辺りはすっかり暗くなっていて、メンバーはお酒も進んでいた。

小「Aビール1杯しか飲んでへんやん！」

藤「飲まれへんの？」

『濵ちゃんも飲んでないじゃん』

濵「俺は一切飲めないからこういう日はタクシーよ」

『私もそんな飲むほどじゃないんで』

小「そんなん言わずにのみんしゃい」

『のんちゃん呂律回ってないよ』

小「ほらー、グイッと」

桐「俺はこのメンバーに会えてほんまよかった…A戻ってきてくれてありがとうなぁ〜」

中「あ、照史酔ったな」

濵「神ちゃんも流星も寝てるし2人も酔ったな」

中「流星も飲んで寝るなんて珍しいなぁ」

『いつもは違うの？』

中「流星は標準語なるからおもろいで」

『なんなんそれ(笑)』

濵「それよりしげは？」

『さっきお手洗い行ったよ？』

中「あいつも酔ったら気持ち悪くなるから飲みすぎたんやろな」

濵「まぁ、みんな明日休みやし大丈夫やろ」

中「やからAも飲んでええねんで？」

『んーそっか…』

みんな飲んでるし少しくらい大丈夫だよね、
そう思って2本目のグラスに手をかけた時

重「………うま」

私のグラスに入っているお酒を一気飲みした。

中「お前何やってんねん！それAのやん」

重「トイレから帰ってきたら喉乾いてん」

濵「お前酔ってないんか？」

重「正常や」

本当はちょっと気持ち悪いけど…

『本当に大丈夫？』

重「これくらいなんともない」

中「そろそろお開きしよか」

濵「俺、流星と望とA送るわ」

中「俺タクシー拾って照史と神ちゃん乗せてくわ」

濵「しげも乗ってくか？」

重「俺は風に当たりたいから歩いて帰るわ」

今車に乗ったら多分吐くと思う

『じゃぁ、私も歩いて帰る！』

濵「ええの？望の近所やろ？」

『大丈夫！そんなに遠くないんで！』

中「2人とも気をつけてな〜」

『ご馳走様でした！』

ーーーー

重「車で帰ったら良かったのに」

『だって、今気持ち悪いでしょ？』

重「そんなことないで？」

『めっちゃ顔色悪いもん』

重「ばれたらしゃーないな」

『飲み過ぎ』

重「誰のせいや」

『あれくらいで酔ったりしないよ？』

重「あんな姿他のメンバーに見せてみ？どうなる事か」

可愛いって、惚れるに決まってるやろ。

『どうなんの？』

重「迷惑かけるだけや」

素直じゃない自分

『あ、そっか。』

重「やべ、吐きそう…」

『家すぐそこだから！』

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