ただ君が好き。赤

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#1.働き方改革ページ1

JW side.

突然スタッフからの招集かと思えば、
発せられた一言。

「働き方改革でお前らのグループに女を入れる」

重「はぁ！？」

中「どういうことですか！？」

「ジャニーさんが居なくなってこの事務所も傾き始めてる。だから一斉改革を繰り広げるべくして選ばれたのがお前らのグループ。女を入れる事でより一層のファン層を掴むことが出来る」

桐「いやいやいや、そんなこと言われても」

「お前らの言い分も痛いほどわかる。だけどな、事務所が決めたことだ。お前らに決定権はない。」

ーーーー

重「どうすんねん」

小「入る子も決まってる言うてたよな」

中「社長に直談判しにいこう」

ーーーー

"失礼します"

社長「そろそろ来ると思っていたよ」

中「いきなり女の子を入れるってどういうことですか！？」

社長「そのままの意味だよ。」

桐「なんで俺らのグループに」

社長「他のグループも考えたよ？だけどねぇ、決まった女の子も関西出身だからちょうどいいと思ってなぁ」

神「いきなりそんなこと言われても困ります！」

社長「何がそんなに不満なんだ？」

重「俺らが積み上げてきた7年間はなんやったん？」

小「デビューするのにどれだけの苦労があったと思ってるんですか！？」

神「俺は認めへん。絶対に」

藤「俺は別にええで、華があるのは確かやし」

濵「俺も賛成！楽しそうやし！」

桐「俺も認めたくない。でも俺らは俺らや。何があっても変わらん。」

中「俺も照史と同じ。俺らが積み上げてきた7年間の苦労は俺らにしか分からへん。分かられてたまるか。」

社長「お前らの言い分は分かった。だけど一ヶ月前から決まっていてなぁ、候補の子にも既に関西Jrとして今レッスンに参加してもらってる。」

重「俺は絶対に認めへんからな！」

社長「来週、大阪で全員の仕事があるだろう？その時にあってもらう。」

その後、楽屋に戻るも雰囲気は最悪で…

神「なんやねんあれ！俺は絶対認めへんからな！」

重「俺も神ちゃんと一緒や」

小「俺も認めたくない」

濵「でも事務所が決めたことや、口出しは出来ひん」

中「俺明後日、大阪で収録あるからレッスン見てくるわ」

桐「どんな感じか報告待ってるわ」

藤「……………」

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