王子との恋。 橙

#23.探してきます！ ページ23

桐「Aちゃーん！シーサー！ゴーヤ！」


『なんですかー？』



2匹と一緒に俺の元へ走る姿がたまらなく可愛い…



桐「そろそろ日も落ちるし、ご飯食べに行こか！犬もOKな場所あるねん！」



『ほんとですか！？』



ーーーー


『シーサー、ゴーヤ美味しい？』



桐「めっちゃ美味しそうに食うてるな(笑)」



『走りすぎてこっちはめちゃくちゃ疲れたのに2匹とも体力ありすぎてびっくりです(笑)』



桐「家でも凄いもん！いきなりぶわぁぁぁぁー！って走り出すから物壊れる！って(笑)」



『賑やかですね(笑)』



桐「めちゃくちゃ楽しいよ(笑)」



『また一緒にお散歩行ってもいいですか？』



桐「ぜひぜひ！いつでも言うて」



ーーーー


『本当に今日は楽しすぎました！』



桐「それは良かった！家まで送るわ」



『ありがとうございます』



ﾋﾟｺﾝ♪

『ちょっとすみません、』


しげ母大毅と一緒におる?
Aいないけど、どうしたん?
しげ母ちょっと口喧嘩して、家出てってから3時間くらい帰ってこないのよ
A私から連絡してみる!何かあったら連絡する〜



桐「なんかあった？」



『なんか、友達が親と喧嘩したみたいで…』



桐「友達大丈夫？」



『私探してくるんでここで降ろしてもらっていいですか？』



桐「そんな暗いのに危ないこと出来ひんわ！」



『よく通ってる道だし何かあったら直ぐに駆けつける交番も近くにあるので本当に大丈夫です！』



桐「わかった、」



『送って頂きありがとうございます』



桐「なんかあったら連絡して」




ーーーー


A今どこ?
しげ教えへん
Aじゃあ暗い夜道、見つけるまで探す
しげいつもの歌詞書いてる公園
Aわかった、ありがとう


ーーーー


Aしげ見つかったんで話したら連れて帰ります。
しげ母ありがとう




公園に着くとブランコに乗って一人
座り込んでいるしげがいた。





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