シェアハウス紫 (ページ22)

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繁盛店ページ22

あの日の出来事があってから謙杜とはよく会うようになり、
和解した。それと同時に何故かみっちーとも仲良くなった。

道「Aさん、今度2人で京都とか行きません？」

「Aあかんで」

『大吾！』

道「大吾くん！」

西「2人では絶対あかん！」

道「大吾くんの意地悪〜」

西「俺おらんとこで会ったら浮気や！」

『浮気も何も付き合ってもないのに』

西「そろそろ考えてくれてもええねんで？」

『そんなこと言ってたらりゅちぇに怒られるよ』

西「いま流星の名前出すのはずるいわ」

『さて、今日も働くよ〜』

道「なんか今日、めっちゃ元気ですね！」

西「空回りしすぎたらあかんで」

『大吾に言われたくない』

嫌味っぽく言いながらも実は私の心配をしてくれている。

でも大吾に対する思いは恋とか好きとか、じゃなくて友達。

きっとこれからも、それ以上にもそれ以下にもならない。

大橋「店開けるで〜！今日もよろしくな〜！」

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週末ということもあって、
今日はいつも以上に客足が絶えなかった。

人気の理由はそう、先日この店がテレビで取材を受けたから。

イケメンオーナーにイケメンバイト。

その時のメンバーは、恭平にみっちー

それは人気が出るもんで…

みっちーはお客さんからも大人気で
写真まで撮られてちょっと迷惑そう…笑

大橋「お疲れ様〜！今日も一日ありがとうな！」

西「おつかれ〜！遅いし家まで送る」

『んーん、大丈夫。ありがとう』

西「いや、でも！」

道「Aさん！明日もお願いします！」

『お疲れ様！また明日』

店を出ると思わぬ人が待っていた。

「よっ！」

『神山先輩！』

神「ちょっと飲んで帰ろーや」

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