バレー嫌いと超バレー馬鹿｡【牛島若利】 (ページ2)

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「明日から仕事いけ､ちゃんと食べるんだよ」

白鳥沢学園のジャージの上に黒のエプロンをつけ､鷹峯Aは身を小さくして仏壇の前ですすり泣く父親の背中に声を掛けた｡

何も言わずにただ頷き､無気力に仏壇を見る父親に､Aは小さくため息をついた。
洗濯機に洗剤と柔軟剤を入れて､スタートボタンを押す｡

「じゃあ､俺高校行くから」
「…あぁ」

Aは頭の中でずっと考えていた｡

俺が父さんを支えなければ｡
もう俺しかいないのだからと｡

当たり前のように肩にかけようとしたスポーツバックを床に置いて､リュックだけを肩にかけた｡机の上に置かれた用紙を折りたたんで､ポケットにねじ込んだ｡

クシャッという音がしたが､さして気にはならなかった｡

6時30分､仏壇の前から動かない父親に小さく行ってきますと呟いて､玄関を出た｡

「……バレー､やんなきゃよかったな」

洗濯機､帰ってきたら乾燥回さないとな｡
そんなことを頭の中で思いながら､口に出た言葉はバレーのことだった｡

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名前:鷹峯A たかみね
性別:男
身長:169ｃｍ
体重:63kg
誕生日:12月1日
ポジション:Li
クラス:3年1組
髪:孤爪研磨くらいの長さ､ストレート｡銀髪｡
瞳:アイスブルー

髪は銀色｡
アイスブルーの瞳｡
筋肉は付きにくいが､付いても対して見た目は変わらない｡細い｡