双子ちゃんの一年間 Part3

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雄也さいど。






おはようございます。


双子ちゃんを起こしてこようか。






雄「おはよ。起きてって…もぉ、可愛いなぁ。」




涼介のベットで2人で抱き合って寝てるし。



侑李の事を守るように抱きしめてあげている涼介はやっぱりお兄ちゃん。





でも、夜別々のベットに寝かせたはずなのに…。



起きたのかな…。




涼「ん。ゆーくんおはよ。」


雄「おはよう。一緒に寝たの？夜起きた？侑李泣いちゃった？」


涼「侑李がトイレに起きたみたい。だから、もう少し寝かしてあげてもいい？」



そういえば、昨日の朝も…




涼介が心配するのも無理ないか。




雄「じゃあ、侑李は抱っこで下に行こうか。」



俺は涼介と一緒にリビングに降りた。



光「おはようさん。ご飯できてるから、食べな。」



涼介はご飯に夢中だなぁ。


そんなところを見るとやっぱり子供なんだなって実感する。


雄「涼介、、学校の準備もうしてあるから、ご飯食べたら、着替えな。」


大学生の３人は朝は起きてこないからな。


涼介がしっかりしていてくれてよかったなぁとしみじみ思う。


侑李を起こさないと。


雄「侑李起きて。学校だよ。」


ごそごそと動き始める侑李。



侑「おはよう。」


一応聞いとこうか。


雄「侑李、朝お腹痛かったの？昨日もトイレ行ってたでしょ？」


侑「大丈夫だよ。僕元気だもん！」


体調悪そうには見えないし、学校も行けそうかな。


侑李がご飯に手を付けたのを見て、俺は双子ちゃんたちのランドセルを取りに行った。


今日は体育があるから、体操服がいるな。


今日の体育何するんだろうか。双子ちゃんたち大丈夫かな。


聞きに下に降りた。


雄「今日の体育は何するの？」



涼「サッカーだよ。」


長時間走ったり大丈夫かな…。


雄「大丈夫か？しんどくない？」




涼「俺やりたい！！」


双子ちゃんたちがやりたいことはやらせてあげないと。





雄「しっかり頑張れよ！」



涼介はサッカーだから、朝から元気いっぱいなんだな。



体操服の準備をしていたら、侑李に袖を引っ張られた。


雄「どした？侑李？」

雄「どした侑李？」

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