双子ちゃんの一年間 Part3

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侑李さいど。









みんなでおいしくご飯を食べたはずなのに…。







夜







侑「涼介、先寝てて。」


どうしてもおなかがいたくて、トイレに行きたくて…



でも、涼介には心配かけられないもん。


トイレに行って、しばらくおなかが治るまで座ってみる。



涼介学校楽しそうだったな。よかった…。



久々に学校に行ったんだもんね。




(こんこん)




雄「侑李、大丈夫か？」


ゆーくん…遅かったから見に来てくれたのかも。



侑「大丈夫。すぐ出るね。」




心配されないように、まだ少しおなかがいたかったけど、トイレを出た。




雄「侑李、ほんとにお腹痛くないか？」


侑「大丈夫だよ。僕さっきいっぱいお茶飲んだから、寝る前にトイレ行ってただけ。」

ゆーくんが抱っこしてベットに連れて行ってくれた。


ゆーくんがおなかをぽんぽんしてくれたおかげで、すっと眠りに入った。









雄也さいど。


涼介が侑李がトイレに行って戻ってこないから心配って言いに来たから、


もうすでに眠そうな涼介を寝かして、代わりに様子を見に来た。


大丈夫かって聞いても、大丈夫しか言わないし、ほんとなのかも。


侑李を寝かして、お腹をぽんぽんしてあげると寝れたようで安心。




双子にしっかり布団をかけて、俺は下に降りた。



大「双子ちゃんたち寝た？」

雄「あぁ、でも侑李がちょっと心配。」


圭「なんかあった？」


雄「いや、よく分かんないけど、よくわかんないことが心配で…」


光「まぁでもいいんじゃない？せっかく学校も楽しそうだし、

　 心配しすぎも良くないよ。」


裕「体調だけ気を付けてあげれば、多分、大丈夫でしょ。」



雄「まぁそうだな。」



慧「双子ちゃんたちが元気でなによりだよ。」




確かに…


学校に行ってくれるのは、俺らからしても嬉しいことだし、



きっと、何かあればSOSを出してくるはずだよな。

〜4月26日（火）〜→←・

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