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「……え、えっ、ちょ、やばい。どうしよ。｣
「どないしたん？A。｣
部活帰り。
いつもは、下校時間ギリギリまで練習している吹部だが、
３年生たちに話があると、顧問が練習をはやく切り上げさせたため、
いつもより１０分はやく帰り支度をはじめている部員達。
顧問と３年生が不在だからか、いつもより緩い雰囲気が漂っている。
だから私も今日はゆっくり帰り支度をして、
ゆっくり高瀬とだべりながら帰れるかな〜。
なんて思っていた矢先。
｢……タオル。｣
｢あ、あんたまさか。｣
｢うん…置いてきた。｣
・．━━━━━━━━━━━━
｢あー。もう最悪や。｣
イントネーションのおかしい関西弁でひとり嘆きながら、２年３組の教室へ向かう。
�狎萓犬叛菁擇蕕�らんくて良かったな〜。
今のうちに取りに行かんと。��
�爐△叩�でもうちは一緒に行かんからね。
万が一ってことがあるし。��
�犢嗣腓念豈�待っておいてあげるけど、
来るの遅かったらお先に失礼してま
すわー。��
言われなくてもひとりで取りにいくつもりだったが、
冗談なのだろうけれど、高瀬の冷たい表情と物言いに腹が立ったので、軽いデコピンをお見舞いした。
２年３組への道のりは思っていたより簡単だった。
２年生の教室だから、２年の先輩に遭遇して、フラグを見事に回収しなければならないのかという不安があったが、
薄暗く、人気のない廊下からして、このフラグは回避できそうだとほっと息をつける心理状態にまでは達している。
さっさとタオルを回収して、高瀬の待つ校門に行かないと。
薄暗い教室の中で、地味な黒地のタオルを探す。
電気をつけた方がすぐ見つかるけれど、
高瀬の言う�猖�が一�瓩鉾�えてあえてつけずにタオルを探す。
｢あれ〜？？どこに置いたっけ？｣
なかなか見つからない。地味タオル。
やっぱり電気をつけようか。
と、
電気のスイッチを……
押された。
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ありす(プロフ) - あの、マーチングの全国大会は「全日本マーチングコンテスト全国大会」とは言わないと思いますが…。正しくは「マーチングバンド全国大会」だと思います。マーチングの全国大会に2回出場したことがあるので多分正しいと思います。でも違っていたらごめんなさい。 (2019年8月18日 9時) (
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作者名：さくたけ | 作成日時：2018年8月17日 6時
