一歩目。一球目。【ハイキュー】

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｢ただいまー。ごめんいつもより遅くなったー。｣

｢おかえりA、ご飯出来てるよ。｣

｢ん、ありがと。｣



実家からわざわざ通学。


とはいかないため、運がいいことに、
こっちにいる親戚に生活する場所を提供してもらっている。



あたたかいご飯を有難く頂き、
あたたかいというより熱いお風呂で疲れをとり、
課題に取り組む。


一連の流れを済ませ、ベッドへ直行。



の前に、いつもは連絡する以外全く使わない
スマホに何件か通知が来ていたことに気づく。


ブルーライトが、私の顔を照らす。


LINEの一番上。

か、かくな……？いや、すなか。


角名倫太郎からのメッセージ



クラスメイトの角名倫太郎



なんか飄々としてた人だった気がする。

たぶん喋ったことない。つか、アカウントなんで登録してあるんだろ。

かっこいいーとか、イケメンーとか、
たまに言われてるのを聞いた事がある。

そんなみんなの注目の的の彼が私になんの用だろうか。

全く身に覚えがない。


不思議でたまらなかったが、




その下、


たかせ。からのメッセージ



あぁ、高瀬からか。
こちらも、一体私になんの用だろう。





｢あ……｣






ふと、思い出す。









タオル忘れてた！！！！

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