episode39 ページ7
＊*＊*＊*
Aside
飲み会当日。
あたしの心臓はもう壊れる寸前だった。
「何食う？？とりあえず、ビールでいい？」
「あ、うぁ…はい！び、ビールで…」
どうしてこうなった。どうしてあたしは今、居酒屋で安元さんと2人きりで飲んでいる？！いや、予想はしていたよ…碧さんのあの表情からして絶対来ないと思ってたけどまさか、壮馬も仕事で来れなくなるなんて…。
晴ちゃんを誘っておけば良かった…。
こんな長い時間、安元さんと会話出来るのかな？電話だけでもあんなに緊張したのに…。と、色々考えながら下を向いていた。
安元さん、あたしと一緒でつまらなくないかな…。表情を見たいけど怖くて顔を上げられない。
「…甃井さんって食いもん何が好きなの？」
と、安元さんが気を使って話を降ってくれた。あたしは数秒考えたあと「なんでも好きですよ」と静かに答えた。
「へ〜じゃ、好き嫌いねぇんだ。料理とかはするの？？」
「たまに…でも、大したもの作れないです。インスタントの調味料に頼りっぱなしで…」
「全然いいじゃん。家庭料理は美味く作れればいいんだよ」
「ふふ、それ、夜遊びでも言ってましたよね」
「あれ？夜遊び見てくれてるの？」
「見てます見てます。月曜日は毎週欠かさず」
「マジか！！じゃ、今度ゲストに来てよ」
あれ…？ちゃんと話せてるあたし？？安元さんが話をリードしてくれたおかげかスムーズに話すことが出来た。こんなに長く一緒の空間に居られて、楽しくて、嬉しいのは初めてだ。
会話が途切れてもその空間はとても心地よくて携帯を壁にして携帯越しに見る、安元さんの横顔はとってもかっこよかった。メガネをしていないから顔が良く見える。
あぁ、かっこいいなぁ…。
最初は緊張したけど…結果的に良かったのかな。
「ん？何見てるの？」
「うえ！！あっ、なんでも…ないです…」
あー正直に言えたらいいのにな。かっこいいです。好きですって。でも、そんなこと恥ずかしくて言えないよ。
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ハナ(プロフ) - yuriori12911さん» ありがとうございます！！日本語の勉強がなっておらず、すみません(〃・д・) -д-))ﾍﾟｺﾘﾝ時間がある時になおさせていただきます (2021年3月11日 19時) (
レス) id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
yuriori12911(プロフ) - 一様はみんな同じような様なことを指すのでひとまずやとりあえずという意味合いの場合は一応か一往の方がいいかもです。 (2021年3月8日 3時) (レス) id: 83dc3f3be9 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - うわぁぁぁ(´；ω；｀)ありがとうございます〜！！ぜひぜひ！好きになってください！安元さん、良きですよ！ (2020年7月22日 22時) (レス) id: 04da2ae895 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - こんばんは！駒田さんの方から来ましたよ！この小説を読んでますます安元さんのこと好きになりますね笑これから更新頑張って下さい！ (2020年7月22日 22時) (レス) id: 619493ea8b (このIDを非表示/違反報告)
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