story ４９ ページ4
丁度、アップルパイを作り終えたところだった。
ママに呼ばれていると声をかけられ、急いでママの元へと向かった。
それが十分前のこと。
今はママの目の前に座ってお茶している。
双子はというと、プリンちゃんに遊んでもらっている。
とても嬉しそうにはしゃいでいた。
うん、やっぱり可愛い。
子供たちを見てほのぼのしていた時、ママが私の名前を呼んだ。
「お前、自分の国に最後に帰ったのはいつだい？」
『国に…確か、カタクリさんと船で行ったきりです。それがどうかしたんですか？』
「ちょっと頼みたいことがあってね」
ママに指示された兵士の一人が私に差し出したもの、それは旗だった。
旗は旗でもビックマム海賊団の旗。
ママによれば、自国を縄張りにしたのは良いものの、肝心の旗を忘れてしまったために縄張り効果がない…とのこと。
『それで私に…カタクリさんや他の方々は？』
「子供たちは忙しくてね、なかなか捕まえられないんだ。そんな時にA、お前がいるじゃないか！」
ママは嬉しそうにお菓子を口に運ぶ。
私は構わないのだが、子供たちはどうする？
帰るにしても一日で帰れる距離ではない。
「帰ってないということは、親にも孫の顔を見せてないんだろ。見せてきな」
『いいんですか？』
「あぁ構わないさ」
ママは豪華に笑った。
ママの厚意に感謝した。
…でも、カタクリさんになんて言おう。
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水蓮(プロフ) - 全て読ませていただきました！とても面白くてカタクリ様にキュンキュンしています笑 応援しています！ (2022年12月25日 0時) (
レス) @page14 id: 8dbbfcfc0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 面白くて一気に読んで見ました (2022年11月5日 20時) (レス) @page14 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
嫉妬丸(プロフ) - ティナさん» そう言っていただけてとでも嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2018年7月13日 12時) (レス) id: 20c6fb2206 (このIDを非表示/違反報告)
ティナ(プロフ) - 嫉妬丸さんの小説大好きです！応援しています！ (2018年7月11日 23時) (レス) id: d2516c414c (このIDを非表示/違反報告)
嫉妬丸(プロフ) - mimiさん» そうですね！早く二人を会わせてあげたい！！ 嫉妬させたい！！ やりたいことが満載です！！ (2017年12月24日 13時) (レス) id: 7e301dfb87 (このIDを非表示/違反報告)
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