人類を救った英雄の子供は今ヨコハマで迷子中です

イレギュラーな存在 ページ29

待つこと３時間



『二人共遅いね･･･』


「そうだな。いくらなんでもおそ過ぎる」


『何回か連絡を試してるんだけど繋がらない』


「ちょっと探しに行くか」





よっこらせっと腰を上げて一人で行こうとするモードレッドを止める






『待って、行くなら私も一緒に行く！』


「嫌な予感がすんぞ。それでも来るのか？」


『モーさんが行くなら何処までもついて行くよ
援護も任しといて！先生(孔明)のお墨付き！』


『それにモーさんは強いから一緒にいれば大丈夫！』


「ったく、絶対オレから離れんじゃねえぞ」



『はい！』



────────────

その頃




「サーヴァント セイバー キャスター無事入りました」




「あともう一人、いやあともう二人か･･･
グランドキャスターあれを入れたらきっと
いや、絶対に願いを叶えてくれる。そうだろう？」




「えぇ！その通りですよ。マスター
あの魔術師はきっといい栄養に･･･いえ、
マスターの願いを叶えてくださる物になりますよ」




「では早く行こうじゃないか
サーヴァントを使役している者として１度彼女に会ってみたいものだ」








(ま、すた･･･にげ、て)



──────────────


『ん？』



「どうした」



『いや、今なんか声が聞こえた気がして･･･』



「気のせいだろ」



『･･･かな？』




「それよりちゃんと捕まってろよ
あとこれから喋るんじゃねえぞ。舌噛むからな」




『はーい』

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