人類を救った英雄の子供は今ヨコハマで迷子中です

カルデアは標高約6,000メートルの雪山にあります ページ24

｢やぁ、昨日ぶりだね｣




『こんにちは太宰さん』




｢のぶッ｣



｢いたいいたい、痛いよ｣



着いてすぐノッブは太宰のほっぺを抓る



『ノッブあれは例えだから本当にやっちゃダメだよ』



｢のぶ｣




｢おやァ、随分可愛らしい子達がいるねェ
これが政府の者かい？｣



｢政府よりかブラックな所だよ
なんせ、子供に世界を救わせたとこだからね｣




『マーリン』




｢そんな睨まなくても本当の事だろう？

おっと、じゃあ私は話してくるからここで大人しくするんだよ｣




『私は行かなくていいの？』




｢あぁ、かなり難しい話だからお兄さんに任せといて｣



『･･･わかった 待っとく』



そう言うとマーリンは太宰さんと国木田さん
あと如何にも探偵っぽい服を着た人と一緒に奥の部屋へと入っていった



残された私達は制服を着た女の人に案内されソファに座った




｢お茶をどうぞ｣



『あ、ありがとうございます･･･』






『ねぇねぇ、モーさんもしかしてここにいる人みんな探偵なのかな』






｢オレに聞くな 相手に聞けばいいだろ｣




『だって･･･聞きにくいし･･･』






(ご主人様後ろです)





『え？うしろって･･･(ﾋﾞｸｯ)』



後ろを振り返ると白い髪のかなり痩せている男がいた





｢あ、あの！｣




『はい！何ですか！？えーっと･･･』





｢あ、中島敦です｣




『あ、えーっと藤丸Aです』




｢･･･｣




『･･･』





｢なんか聞きたいことがあったんじゃないんですか？｣



おき太さんナイス助け舟





｢あっ、はい あの、そのカルデアって聞いた事が無いからどういう所なのかな〜？って｣






『カルデアは私の生まれた所なんです
魔術だけでは見えない、科学でも計れない世界を観測して、人類絶滅を防ぐ為の各国共同で成立された特務機関。
100年後に時代設定したカルデアス表面の文明の光を観測する事により、未来における人類社会の存続を保障する事を任務とする･･･』




『これがカルデアのやる事です
カルデアは魔術師と政府しか知らない事なので中島さん達が知らなくて当たり前なんです』




｢僕達の知らない事でそんな事が起きていたなんて･･･｣




｢まぁ、表向きは･･･だがな｣




｢表向きですか？｣




『モーさんそれは･･･』





｢あ！｣

解体だね♪ ﾉｯ･･･ノッブ！！？→←エミヤママのお土産欲しかった･･･

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